ファミ通文庫 探偵神宮寺三郎―Ｅａｒｌｙ ｄａｙｓ疾走の街

蕪木 統文【著】

エンターブレイン（2004/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 254p／高さ 15cm
• 商品コード 9784757718760
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

ただ、走っている。走り続けている…。私立緑揺学園に通う神宮寺三郎はどうしようもない無力さに身を焼きながら高校生活を送っていた。いまだ整理のつかない祖父の死、母、次兄の病気。そして、夏―。次兄の容態が急変し、それには早急な骨髄移植が必要となった。だが、未成年のためドナーになれない三郎は、友人に紹介された書類偽造屋を捜すべく、新宿の街を駆ける―。大人気ＡＤＶ待望のノベライズ、今明かされる謎満載で登場。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[BIN]

神宮寺三郎の高校のときの話。本編はがっちりマッチョなのに高校のときは可愛らしいイケメン。顔の形が変わりすぎているのはどうなのだろうか。内容は次兄の容態が悪化し、骨髄移植を行う必要があるが、三郎はドナーとしては最適だけど未成年なので、偽造の書類を作ってもらおうとする話。前半はダラダラしていて若干うざいですが、後半からは物語も展開し始めスッキリ読み込めました。ちらほらゲームの中のネタが垣間見えてニヤリとするところもありましたが、推理モノではないことを前提に読まないと期待はずれになる。

2018/03/08

[Ten]

2004/08/05