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ファミ通文庫
ペイル・スフィア―哀しみの青想圏

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  • サイズ 文庫判/ページ数 285p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784757716339
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

少年は大嫌いだった。自分を追い込んだ周りも、自分自身も。少年は憎んだ。自分を傷つけたこの青い星の全てを。だから、『追放』されるのではなく、自らこの星を棄ててやるのだと思った。憤りや哀しみに彩られた想いを断ち切るかのように、ひとり。誰の想いも届かぬよう、遠く空の彼方へ少年は旅立つ。そして、自分と同じ見捨てられた機械たち。見知らぬ少女の手紙。宇宙に交錯する想いが、少年の心に突き刺さる―。

著者等紹介

富永浩史[トミナガヒロシ]
ライター稼業を経て、第五回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞作『死天使は冬至に踊る』で小説デビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねんこさん

3
00年代前半期~中盤にかけて突然流行った「意識の高いラノベ」路線。この作品もそういう時期に描かれたものなので、繊細で傷付きやすい(要するにクソ面倒臭い)思春期少年の内面描写を中心にして、世界観とかはあくまでギミック扱いとなっている。が、、、個人的に富永先生のイメージは赤い星と変態兵器とドリルである。特にドリル。なので、こういう作品はらしくない。djロボ娘がドリルテールで異星人の艦隊をベコベコにするような話が読みたかった。ドリル。2015/03/21

永山祐介

0
主人公は、色々な人に勝手に期待されて勝手に落胆され、そして見捨てられてという経験を繰り返しているので、えらい拗ねているわけですね。それが変わっていくお話でもあるわけです。……関係ありませんがU99はえろいです(笑)。2003/11/20

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