内容説明
史上最強のジュニア・ヘビー級戦士。衝撃の半生。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
井月 奎(いづき けい)
28
つらい読書でした。ダイナマイト・キッド、ライバルであるタイガー・マスクが虹のレスラーだとしたら、彼は稲妻のレスラーで、その邂逅は奇跡のようなファンタジーを生みました。小さい身体でトップに君臨するために使用していたステロイド剤や緊張、痛みを緩和するためのコカイン、モルヒネの摂取や激しいファイトの後遺症から、今は半身不随で記憶障害を患い、故郷のイングランドに住んでいます。静かな余生ですが、夢を与えてくれた人、その結果としては悔しさを禁じ得ません。悪魔のような薬物なんてこの世から消えてしまえばいいのに。2016/05/13
剛腕伝説
17
ビリーライレージム出身で、セメント(真剣勝負)にも強かったダイナマイト・キッド。小柄な身体を大きくする為にステロイドに手を出してしまう。現役時代の異常な筋肉の盛り上がりを思い出す。ステロイドで体はボロボロになり、LSDで心停止も経験する。最後には両脚と背中に未経験の激痛を、覚え一生車椅子生活に。そして死去。壮絶なレスラー人生であった。2021/04/30
0607xxx
11
初代タイガーマスクのデビュー戦の相手にして、最大のライバルであるダイナマイト・キッドのプロレス人生は、その名の通り危険で命懸けだった。今でも色褪せない、激しい闘いの数々を忘れません。爆弾小僧よ永遠なれ。2018/12/12
masaru
4
テレビで見ていた時は、レスラーってとても華やかな私生活を送ってるんだろうと思ってましたが、この本を読んで、レスラーって過酷で、地道な職業なんだなと思いました。2011/07/17
kliq
3
かっこいいぜ、けど近くに居たら嫌だな