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内容説明
エシィールの“見落とし”が元で起きたワムゼーの混乱も、統治官メルセウスらの融和政策により鎮められた。しかし、エシィールの祖国アル=マンを拠点として反乱軍が蜂起、その報せを聞いたルーヴォ帝王レオが、突然崩御する。さらに、ファリンによる冷害予測がもたらされ、半島の明日に危機感を抱いたエシィールたちは即座に動き出す。だが、動乱の最中に最悪の惨劇が発生する。内なる怒りが、哀しみが激流となってエシィールを突き動かす!“理想”の未来へと―。感動の完結編。
著者等紹介
葛西伸哉[カサイシンヤ]
青森県生まれ。現在は東京近郊に在住。常に新しいジャンルに挑戦する事を信条とする
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
愁星
0
表紙が違ってますが一応完結。でも、ヒロインを瀕死になるまで焼いて失明させなくてもいいじゃないかと小一時間…。民衆は現状に満足しているのに分割統治とか、王国なのに一生独身とか、内乱起こさせた黒幕モロバレとかお粗末過ぎです。2011/01/31
K子
0
★5。きちんとシリーズが展開されての最終巻です。 あらすじにも書いてあるのですが、ルーヴォ帝王レオが、突然崩御しちゃいました。エシィールにとってはいつか対決すべき敵の大ボスだったはずですが、結局相まみえることはなかったですね。 それでもエシィールはあくまでも商人として戦い続け…… 迎えるラストなのですが、メインヒロインのファリンにとっては過酷な運命です。必ずしもハッピーエンドとはいえないのではない、か、という感じも受けます。賛否は分かれるでしょうね。 2001/12/26