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内容説明
「天地揺るがす厄災が訪れし時、金色の勇者が現れる」ラグナ神殿の伝承をなぞるように、ある日ひとりの勇敢な青年が町に現れた。魔物を討伐したその男は、伝説の「勇者ラグナース」の名を神官長から与えられる。ラグナースに興味をもった神官見習いのパティと記憶喪失の少年カシムは、勇者ウォッチングを始めるが、やがて大変な事実を知ることになるのだった。大人気シリーズ『真・魔導物語』の外伝、遂に登場。
著者等紹介
織田健司[オダケンジ]
12月26日生、広島市出身。コンパイル所属時に『魔導物語』シリーズのゲームデザインを手がける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆぽんぬ
4
勇者の使命と孤独。何のために、誰のために戦うのか分からなくなる……二人の勇者、光と闇。 ギャグとシリアスの配分と、テンポが良い。そして戦闘シーンの書き方が上手い。あとテーマが深く、一貫性があり、読んだ後に必ず心に残るものがある。 笑えて泣ける、大好きなシリーズです。 ルーンロードやシェゾや闇の剣などの要素も多く、本編と話が繋がっていったことで、今まで空白だった部分が埋められ、スッキリとした。2021/03/25
バケツ
2
SS魔導物語にハマって買った…はず。懐かしいなぁ。またあの頃のキャラでゲーム作ってくれないかな。
psychicer
0
多分これも5回目くらい。勇者が背負う悲しい宿命やら、その宿命に抗えずに、闇にとらわれてしまった若者やら、かなり奥深い話。おそらく"先代"シェゾ、光の剣&闇の剣などのエピソードが楽しめます。魔導物語はかなり世界観がしっかりしていて奥深いです。 2010/07/07