内容説明
漢語の意味変化とその要因を探究。漢語の意味変化に関する研究は単に個々の結果だけではなく、その変化の時期、文章ジャンル、更に変化の要因等を巡って総合的に考究しなければならず、又その中から変化の法則性、変化の時代の傾向性、変化しやすい文章ジャンル、変化要因の普遍性等を探り出して記述せねばならない。本書では斯様な目的を以て二十数語の漢語を取り上げて論述を施してきた。…漢語の意味史についての本書の試みは幾許か日本語の意味史研究に資することになるであろう。(「終章 論旨の帰結と今後の課題」)
目次
序章 日本語における漢語の意味変化研究の意義、構想及び方法
第1章 意味の幅の変化
第2章 意味の価値の変化
第3章 意味の転用
第4章 形態による意味変化
終章 論旨の帰結と今後の課題
著者等紹介
〓竹民[ランチクミン]
1952年中国山東省生まれ。2018年5月広島市立大学名誉教授(現在)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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