神戸女子大学古典芸能研究センター叢書<br> 食満南北著『大阪藝談』

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神戸女子大学古典芸能研究センター叢書
食満南北著『大阪藝談』

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  • サイズ B6判/ページ数 396p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757607941
  • NDC分類 772.163
  • Cコード C1374

出版社内容情報

七十年ぶりに出現した大阪の文化芸談。当時芸苑の中心にいた食満南北が綴る名優、名人の逸話録で歌舞伎、文楽、落語等多岐に及ぶ。本書は、戦火をくぐり抜けて七十年ぶりに出現したなつかしい大阪の文化芸談である。著者は上方きっての劇通であり楽屋通であった食満南北。十一代片岡仁左衛門、初代中村鴈治郎の付作者で、芝居や落語はもとより、色町にも食文化にも、ありとあらゆる分野に通じて、大阪芸苑の中心にいた。本書は、名著『作者部屋から』『大阪の鴈治郎』、更には幻の書「片岡仁左衛門伝」と共に、昭和十八年頃、三部作、四部作として構想され、並行的に書き綴られたものらしい。脱稿後も南北は戦火の中、これを肌身離さず守り抜いたが、遂に未刊のままに終った。著者が語る名優、名人、一徹者らの逸話録は、七十年の時空を超えて私どもを虜にする。大阪の匂いいっぱいのまさに世紀の稀書といってよい。一部を散逸するが、内容は歌舞伎、文楽、落語、花街の踊、上方舞、俄と多岐に及ぶ。好著を世に送り出せることを南北と共に喜びたい。付録に、これも新発見の小説『若殿の悪戯』と、南北の劇壇活動三十五年と還暦を寿ぐ記念会(昭和十五年三月二十九日、新町演舞場)での配布本『劇壇三十五年』を収めた。後者は、南北自ら筆を染めた洒脱な小冊子で、当日の祝言次第からは、大阪中の役者や芸能人、文化人らが総参集した様相が彷彿とする。戦前最後の華やかで夢のような大阪人の集いであったに違いない。こちらは特別復製で収載した。

口絵
例言

食満南北著『大阪藝談』

『若殿の悪戯』/劇壇三十五年(復製)
食満南北の思い出(食満厚造)
『大阪藝談』解説(阪口弘之)
『大阪藝談』索引(芸名・作品名・登場人物名・人名・事項)
『大阪藝談』図版一覧 

神戸女子大学古典芸能研究センター[コウベジョシダイガクコテンゲイノウケンキュウセンター]

内容説明

大阪が誇る世紀の稀書、出現!大阪の匂いいっぱいの大阪芸談が七十年の時をへて出現した。大阪芸苑の中心にいた南北ならではの名優、名人の逸話録であり、交遊録。戦前最後の華やかで夢のような大阪人のつどいを彷彿とする『劇壇三十五年』を復製で収録。

目次

『大阪藝談』(歌舞伎篇;上方落語篇;文楽篇;大阪俄篇;春の踊篇;南北篇)
『若殿の悪戯』
『劇壇三十五年』(復製)

著者等紹介

食満南北[ケマナンボク]
明治13年7月31日生~昭和32年5月14日歿。大阪府堺市の裕福な酒造家に生まれる。上方きっての劇通であり楽屋通であった。坪内逍遙や村上浪六、福地桜痴に師事、その後十一代片岡仁左衛門、初代中村鴈治郎の付作者となり、芝居や落語はもとより、色町にも食文化にも、ありとあらゆる分野に通じて、大阪芸苑の中心にいた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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qoop

3
歌舞伎、落語、文楽、俄、春の踊り… 明治から昭和初期まで、著者が見知った大阪の芸界と芸人たちを紹介する本書は上方文化の香りを濃厚に伝えてくれる。と同時に、歌舞伎や映画の脚本からレビュー(松竹少女歌劇団か?)まで物し、女優の養成や衣装にまで携わったという著者の来歴も実に興味深い。マルチな裏方を追うことで、当時の上方芸界の様子がうっすら見えてくるようだ。いや、交友関係の人名録を見る限り、そうしたレベルではないのかもしれないけれど。こうした貴重書の発掘は素直にありがたい。2017/10/08

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