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内容説明
日本における鷹狩は、単なる「かり(狩)」の域に留まるものではない。それは、今に現存する多くの「鷹書」、また、記録史料や文学資料によって証明される。古代より近世に至るまで、文字・図絵・模型などによって多様な文化事象―技術、芸術、文学、歴史、伝承、礼法、故実、医薬、鳥獣、衣・食など―を記し留めた、日本の文化遺産「鷹書」についての総合的研究。日本放鷹文化史上貴重な、宮内庁書陵部所蔵の「鷹書」737点の悉皆調査・他の成果を収める。
目次
第1部 宮内庁書陵部所蔵の鷹書―総論(宮内庁書陵部所蔵の鷹書;松平直亮氏の鷹書「寄贈願」;松江藩における鷹書収集事業 ほか)
第2部 宮内庁書陵部所蔵の鷹書(公家に関わる鷹書;中世武家に関わる鷹書;公儀鷹匠・鷹匠同心など(三卿におけるを含む)に関わる鷹書 ほか)
第3部 鷹詞の研究(鷹狩言葉の諸相;鷹詞の研究資料(翻刻)
宮内庁書陵部蔵『鷹詞江戸ト出雲之相違書上』(翻刻・注釈))
著者等紹介
三保忠夫[ミホタダオ]
1945年島根県安来市に生まれる。1975年広島大学大学院文学研究科博士課程中途退学(単位取得)。博士(文学)。専攻は日本語学。現在、神戸女子大学文学部教授、国立大学法人島根大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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