研究叢書<br> 拾遺和歌集論攷

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拾遺和歌集論攷

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  • サイズ A5判/ページ数 290p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784757607439
  • NDC分類 911.135
  • Cコード C3395

内容説明

古代和歌の達成の相と、中世和歌への展開。花山院は何のために聖帝の証であった勅撰集の編纂を敢行したのか。伝承歌を含む人麿歌を百余首も採歌したのは何故か。『拾遺抄』を取り込みながらも、和歌を倍増して編まれた『拾遺集』は、どのような方針と方法によって再編纂されたのか。『拾遺集』の表現の特色は何か。それは、後代の勅撰集に影響力を持ち得たのか。そもそも定家は『拾遺集』の何を評価したのか。本書は、これら『拾遺集』の本質に関わる諸問題を考察した。

目次

序章 花山院と『拾遺集』
第1章 『拾遺抄』から『拾遺集』へ(基盤としての『拾遺抄』―歌合歌を中心に;『拾遺集』恋部の再構成―贈答歌とその詞書の役割;『拾遺集』における貫之歌の増補;『拾遺集』人麿歌の再編集;『拾遺集』における貫之と人麿)
第2章 『拾遺集』の表現と歌風形成(歌合歌とその表現―「天徳内裏歌合」を中心に;貫之歌風の継承と展開;初出歌人の詠風;物名歌とその表現)
第3章 『拾遺集』の影響と享受(『後拾遺集』仮名序と『拾遺集』;『後拾遺集』と『拾遺抄』および『拾遺集』―四季歌の比較分析を中心に;『後拾遺集』と『拾遺集』の編纂方法―共通する歌人詠の比較を中心に;藤原定家の『拾遺集』享受)
終章 『拾遺集』研究史と課題

著者等紹介

中周子[ナカシュウコ]
昭和53年大阪女子大学大学院修士課程修了。平成20年大阪府立大学大学院博士課程後期課程修了。現在、大阪樟蔭女子大学学芸学部国文学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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