実例詳解 古典文法総覧

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  • サイズ A5判/ページ数 736p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784757607316
  • NDC分類 815
  • Cコード C3081

内容説明

従来の品詞別の記述形式を廃し、文法範疇別の形式で記述した、最大規模の古典文法書。一般的な文法用語を用い、通言語的に古典文法の詳細を知ることができる。

目次

動詞
述語の構造
ヴォイス
時間表現
肯定・否定
推定・推量
当為・意志・勧誘・命令
疑問表現
形容詞と連用修飾
名詞句〔ほか〕

著者等紹介

小田勝[オダマサル]
1964年東京都生まれ。國學院大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得。博士(文学)。現在、岐阜聖徳学園大学教育学部、同大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

take

2
辞書的使用を念頭に購入したが、1ページ目から読んでみると意外と楽しめたので2ヶ月程かけて通読した。普段予備校や学校で教えているときは単純化・法則化して伝えたいという誘惑に駆られるが、嘘を教えることになってはいけないので、豊富な実例を列挙してくれる本書は大変貴重だった。例えば、「助動詞「る」の受身用法は無生物主語をとらない」という法則が予備校界で聞かれることがあるが、本書97頁によると、「枕草子では全受身文中の26%が非生物を主語にした受身文」ということだ。2017/02/27

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