内容説明
本書は、引用研究の第一人者による日本語文法論における引用の研究史である。上代から現代に至る日本語の文法論的引用研究の展開を跡づけ、その意義と問題点を論究する。研究史を論ずることを通して、著者自身の立場・考え方を改めて明確にする試みであり、著者の引用研究三部作の二作目となる書である。
目次
第1章 引用研究史展望
第2章 近世以前の引用研究
第3章 引用研究の黎明
第4章 現代の引用研究の展開
第5章 藤田保幸の引用研究―自説の形成
第6章 引用研究の世紀末
著者等紹介
藤田保幸[フジタヤスユキ]
龍谷大学文学部教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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