内容説明
草木は多元的に日本の文化に関わっている。植物に関わることばから日本の文化の特色を考える。
目次
第1章 花の時(花暦;帰り花―季節はずれの花について ほか)
第2章 花の性―日本における植物観の変革
第3章 心の表象としての草(わすれ草・しのぶ草;思ひ草)
第4章 草木と文化(ヲトメ草―践祚大嘗祭供神料;橡衣―普段着の染料としての橡 ほか)
第5章 草木の名づけ(植物和名の命名法;子どもの遊びと草花の名 ほか)
第6章 漢名と和名(花の名を文字に書くこと;蘭・アララキ・藤袴 ほか)
著者等紹介
吉野政治[ヨシノマサハル]
1949年福岡県に生まれる。1975年同志社大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、同志社女子大学(表象文化学部)教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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