内容説明
教授(著者)と学生(読者)がバーチャルに出会う仮想大学が開校されました。誰でも今すぐ入学できます。仮想大学は臨場感あふれる授業を提供し、学生諸君を厳しくも楽しい学問の世界へと導きます。本書を手にとったあなた、さあ、仮想大学で学び、西洋史研究に出発しましょう。
目次
1年生―憶える歴史から考える歴史へ(前期「初年次セミナー」レポート作成法―大学生らしい勉強の仕方;後期「西洋史の見方」ギリシア・ローマの戦争―歴史的な見方・考え方)
2年生―西洋史研究の基礎を学ぶ(前期「西洋史基礎講読」タキトゥス『ゲルマニア』―文献・史料の読み方;後期「西洋史通論」ビザンツ帝国の戦争―知識・視野の拡大)
3年生―西洋史研究法を実践的に学ぶ(前期「西洋史演習」古代末期の都市―史料読解力の養成;後期「西洋史講読」ドイツ語講読―外国語の専門書に挑戦)
4年生―卒業論文を書く(前期「西洋史特講」宗教都市コンスタンティノープル―総合的な研究能力;通年「卒業論文演習」合同発表会と個別指導―学術論文の作成)
著者等紹介
井上浩一[イノウエコウイチ]
1947年、京都市出身。71年、京都大学文学部卒業。76年、同大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。大阪市立大学文学部助手・講師・助教授・教授を経て、同大学名誉教授。専門はビザンツ帝国の政治と社会。皇帝・貴族から農民・市民にいたる諸階層が織りなす歴史の解明をめざしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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