人文学のフロンティア大阪市立大学人文選書<br> 源氏物語の人々の思想・倫理

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人文学のフロンティア大阪市立大学人文選書
源氏物語の人々の思想・倫理

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757605534
  • NDC分類 913.36
  • Cコード C0395

内容説明

源氏物語に描かれる人妻の「密通」をはじめ男女の関係とその倫理、神と人間、「良心」の発生、自然と人間の関係などを取り上げ、平安時代の社会と人間の姿を追求、新鮮な視点から多くの問題を提起する。

目次

第1章 「恥の文化」の社会に生きる人々(「人笑はれ」という道徳律;「恥の文化」と「罪の文化」;他人に見られていない悪行は存在しないに同じ)
第2章 人間を超越する存在についての観念(「天」「天道」という摂理;漢語「天」の概念の定着;「仏天の告げ」と天道思想;「天眼」と「そらにつきたる目」;「そら怖ろし」と「そら恥づかし」という感覚)
第3章 源氏物語の男女の関係(源氏物語の主題は人妻の「密通」である;人妻の「密通」は「悪」か;柏木と女三宮の密通事件;柏木の「良心」の萌芽;本居宣長の「物のあはれ」の論)
第4章 自然と人間(白砂青松の光景;庭園の思想;世俗出離のねがいと山里志向)

著者等紹介

増田繁夫[マスダシゲオ]
1935年兵庫県小野市生まれ。京都大学文学部卒業。梅花女子大学、大阪市立大学、武庫川女子大学等に勤務。現在、大阪市立大学名誉教授。専攻は国語国文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。