内容説明
新潟県上越市牧区の昔話集。大谷女子大学説話文学研究会は昭和48年、旧牧村一村の悉皆調査を行い、約1000話の昔話を採集し、雪国越後が昔話の宝庫であることを実証した。同研究会は20年を経過した牧区の昔話世界を平成4年に再調査。採集した話から131話を語り手の口述を忠実に翻字した珠玉の昔話集。
目次
昔話(田螺息子;狐女房;蛇聟入;猿聟入 ほか)
伝説(坊ケ池の伝説;龍ケ池の伝説;鶴巻田;菱ケ岳と米山の背較べ ほか)
世間話(樫谷の七不思議;おいてけぼり;狐に化かされた話;鼻黒イタチの提灯 ほか)
著者等紹介
岩瀬博[イワセヒロシ]
昭和9年生まれ。広島県呉市出身。昭和41年國學院大学大学院博士課程修了。現在大阪大谷女子大学名誉教授
松浪久子[マツナミヒサコ]
昭和23年大阪府泉佐野市に生まれる。昭和54年大谷女子大学大学院修士課程修了。現在大阪青山短期大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。