内容説明
ティボー、ランドフスカ、エネスコ、カペー…今なお色褪せない名演奏の数々を、レコード鑑賞界の大先達・「盤鬼」こと西条卓夫が、情熱的な名調子で語る!LPガイドの歴史的名著を新版として復刊!新たに「藝術新潮」に掲載された随筆11本と対応CD一覧を収録。
目次
1 名曲この一枚(ヴィタリからヘンデル;ハイドンからベートーヴェン;シューベルトからブラームス;フランクからオネゲール)
2 盤鬼随筆集(ティボーとの七日間;ティボーを悲しむ;三十三のプロフィール;盤鬼随想―音ありき;反時代的レコード談義;遊廓で開いた視聴会;最後のレコード・ファン―野村胡堂の死)
好楽家の皆様へ―父に代わって(西条良彦)
著者等紹介
西条卓夫[サイジョウタクオ]
明治37年三重県生まれ。慶応義塾大学予科在学中に作家で音楽評論家の野村胡堂氏と出会い、クラシック音楽に目覚める。以来、戦前は「DISQUES」誌、戦後は「藝術新潮」(1954~1978)や「ラジオ技術」(1955~1986)で長きに亘りレコード評を担当したレコード音楽鑑賞界の大先達である。自ら「盤鬼」と号している。体当たりで聴いて体当たりで書く名調子の文章により、幾多のレコードファンを生み惹きつけてきた。また数々の復刻LPを企画し、ティボーやランドフスカの魅力を江湖に広めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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