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出版社内容情報
だれかを救う、嘘がある。
ヒトの姿を真似たたぬきは、名前をもらう。それは姿を真似たヒトとは違う名前。ヒトは誰もが名前をもらって生きてゆく。それは誰かがそのヒトに、生きてほしいと願ったから。川村拓が贈る、たぬきと人のヒューマンドラマ最終巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
27
かなり重いテーマだけど最後はよかった。人間には人間の思いがあるけれど、動物にしても同じ。なぜ「ゆず」ではなくて「すいか」になったのか、親とタヌキの両方の思いを考えると、これが最良の選択であることがわかる。親の思いを一方的に押しつけることもなく、身代わりでなく自分自身として生きることを選べるから。この巻は新しい生活を認めてもらうための通過点を描く。もっと長ければいろいろなディテールも盛り込むことができるテーマだけど、ワンテーマに絞って描き切ったと思う。何が幸せなのかはそれぞれだけど、こんな救いもあるのだと。2024/07/24
ブラフ
11
【完結】終わったなー。泣いたなー。ええ話やった。2024/10/12
Decoy
2
完結。泣けるけれど、無理に泣かせに来ない。意外とあっさりで、これはこれで良かった。2025/05/13
モコモコ
2
いい話だったのに終わってしまった。かなしい。2024/07/22
どらごん
1
嘘の子供制度、よく考えらえた設定だけに4巻で終わるのはもったいない。 もっと読みたかったな。2024/09/20