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出版社内容情報
ありがと、空魚――大好きだよ。
「るなはあなたのしもべです。私を連れて行ってください－－ブルーワールドの彼方へ」眼前に姿を現した閏間冴月に､潤巳るなは懇願する。そして、冴月の姿が見えていた空魚は､鳥子に隠していたことがバレてしまい･･･！＜山の牧場＞を調査しにやって来た空魚と鳥子たちの前に現れた危険な存在とは･･･!?表に出せない感情同士が激突する､女子たちのサバイバル！原作者･宮澤伊織氏書き下ろしＳＳを特別収録!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
49
“山の牧場”編が終わる。現実世界で分断され、危機に瀕した空魚と鳥子。汀たちの助力を得て潤巳るな率いるカルトを制圧。裏世界の存在に、物理的な兵器で立ち向かう感じはこのシリーズの持ち味かも。隠し事がまたひとつ減り、距離感が縮まったふたりを見て小桜が想うこと。もはやお母さんの立場(笑)牧師に残された裏世界の怪異を祓いながら、空魚が企む悪い事が小気味良い。大人たちの事情を逆手に取りながら、リセットされた異世界への冒険が再開する。2024/03/13
毎日が日曜日
10
★★★＋2024/03/17
コリエル
8
水野英多、ホラー漫画家としてもけっこうイイ感じになってきたのでは。るなの例のシーンはわかっていても結構うおっとなった。冴月との関係性で小桜は鳥子よりも深いところにいたんだったなと再確認して終わり。2024/03/12
斎木
7
るなの話があっさり終わり、完全に終わったわけではないんだろうけど母親や帰ってきたあとのるなの様子とかがまるきり描かれないのちょっとこわいな。空魚がそこまで関心回せる余裕がないみたいな話かもしれないけど。小桜と鳥子が追い求めていた冴月が本当に二人の求めていた冴月ではないと分かっただけでも良かった。二人の話からまるで人物像が掴めなかったし空魚もあまり聞きたがらなかったから知らなかったけどさすがにああではないらしい。ひとまず二人が和解できてなんか妙に距離が近くこれだけ見ていたいなと和んだところでまた不安要素が。2024/10/29
おこげ
7
あの女から守ろうと空魚が奮闘したら鳥子は吸い込まれそうな目を覚ましてくれる⚡️当然のように支え合うし同じ歩幅で進むのが共犯者のポジショニングだと再認識。あったかい体温を感じ愛を囁く間に訪れた二人だけの時間ににやにや😊実質プロポーズ済ませた鳥子と空魚はコミックでも早くあそこへ行き着いて貰いたいな💕裏世界帰りのお決まりSSで彼女からのアレを思い返す小桜さんを見るに相当響いた様子ですねぇ😉🥩🥂2024/03/12
