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出版社内容情報
あなたがいてよかった。あなたといてよかった。
岸辺志乃、高校生。17歳。兄が亡くなって1年が経ちました。周りの人たちに支えられながら、私も、義姉の支えになりたいと思っています。『他人だけど家族』――。そんな二人を描く、不可思議で、不器用で、そして少しだけ本音を打ち明ける、日常センシティブストーリー第10巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
16
★★★★★今回も初っ端からかなり危うい描写があったので心配していたのだが、最後の最後で一線を越えてしまったように思う。ここからどう展開するのか楽しみにしたい。2021/07/27
にぃと
9
あわや修羅場といった前巻の引きを平和的に終え、自分の進路にむけて進む志乃ちゃん。この巻にしてとうとう100話到達し、そして決壊する希さんのドロドロとした感情。ついに…!といった感じ。ちょっと前の回から作画にも迫真さが感じられてきて、これぞこの漫画の真骨頂といった感じ。この巻は緊迫した展開で、ふたりにとっての落ち着きどころが決まるのは次巻に持ち越し。この状態でお預けとはなかなか憎らしい。なんだか物語の終わりが近い気もするが、とにかく待ち遠しい。2021/08/02
幸音
6
進学しなかった兄に我慢させてたかもしれないと思っていた志乃が、実はそうではなく我慢じゃなくてそうしたかった兄の想いを知った瞬間が切なかった。兄妹の面倒を見てくれていたみなとのお母さん曰く、かっこつけたかったから。進学を決め前に進む志乃とは対照的に、夫の死から前に進めない希はどんどん深く沈んでいく。テストの点数を褒められ、両親や兄に褒められたことを思い出し陰で泣く志乃につられて涙腺緩む。終盤はズドンと重たい。希が夫を亡くした日から自分をなんとか保てていたのは「志乃の姉だから」という唯一それだけ。続き早く。2021/08/23
七色一味
6
★★★2021/08/10
月子
5
やっと少し打ち明けられた。2021/12/05