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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
45
喧嘩別れ編(と勝手に名付ける)、きさらぎ駅から生還したふたりの拗れ様ったら。“冴月さん”への鳥子のこだわりはもはや執着の域。そして空魚の押さえ切れていない嫉妬と孤立感の拗れ具合も鳥子に負けていない。小桜が言う通り「めんどくさい奴ら」だ。そして今回は小桜を巻き込んで裏世界へ。本当に可哀想、小桜には同情を禁じ得ない。MIB的なおばさんが一番怖いけれど、スマホの異次元文字化けはリアルで起きそうな現象。2021/03/25
しまふくろう
28
続けて購入。今巻の絵も可愛らしくて大変良かった。口絵の二人のイチャイチャっぷりが微笑ましくて大変宜しい。 物語はきさらぎ駅からの帰還と鳥子と空魚の喧嘩別れの話。「時空のおっさん」という字面が緊張感なくて何だか面白い。小柄な桜子にショットガンという取り合わせのアンバランスさも可愛らしくて良かった。 書下ろし短編は鳥子が行方不明になる直前の話。空魚視点では見られない鳥子の態度が面白い。2019/08/15
レリナ
20
裏世界恐ろしや。こんな危険がいっぱいの世界によく何度も来られるね、空魚達。今回のきさらぎ駅の化け物達もそうだが、明らかに人間をどうにかしようする有害な化け物ばかり。空魚と鳥子の喧嘩で新たな化け物が現れ、警告する。今回もやばそうな時空のおっさんとかいう存在が出てきたし、空魚達は裏世界から脱することはできるのだろうか。素晴らしいほどにデンジャラスな作品なので、ドキドキするわ。今回は鳥子を探しながらの未知の冒険なので、今まで以上の難易度かも。小桜も巻き込んでの今回の裏世界。果たしてどうなる。次巻に期待。2019/08/12
いりあ
9
雑誌「月刊少年ガンガン」で連載されている水野英多(漫画)、 宮澤伊織(原作)による「裏世界ピクニック」の第3巻です。「裏世界」を調査する紙越空魚と仁科鳥子のお話です。3巻の都市伝説は「きさらぎ駅(続き)」と「時空のおっさん」です。それにしても「MIB」をああいう解釈で描くの凄い。あと2巻では減ってしまった百合要素が分かりやすく増えています。空魚と鳥子の関係性について描かれるシーンが多かったように思います。幼女(小桜)に銃の取り合わせは最高です。それにしても閏間冴月とは一体。。。2019/08/15
ソラ
7
原作は読了済なのだけれどコミカライズも面白い。2019/08/11
