内容説明
著者:映島巡、監修:ヨコオタロウで贈るPS4ゲーム『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』の長編ノベライズ。ゲーム本編裏側のエピソードを語りながら、各キャラクターの知られざる心情を浮きぼりにする!
著者等紹介
映島巡[エイシマジュン]
1964年生まれ。福岡県出身。永嶋恵美名義の著書がある。2016年、「ババ抜き」で第69回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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椎名みさの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MERLI
13
ゲームの勢い止まらず小説にも手を出しました。内容はゲーム本編に沿った形で進んでいきましたね、所々解説というか補う内容もちらほらとあって読み応えは抜群でしたね。…ゲームプレイをしたからこそ最後のセリフは感動した、本編ではそのセリフは無かったから、あそこからまた始まるんだと思うと…ね。2020/03/16
はいね
11
ゲームでは掴み切れなかった事などが分かった!特に9Sの話は小説で読めてよかったです(辛かったけど…)。どんな形でも、2人の幸せを願わずにはいられない…。2021/04/05
碧海いお
10
同名のゲームのノベライズ。しかし、プレイ時間50時間はかかるゲームを1冊の本にするのは無理がありました。 Eエンドをクリアーしたあとに読んだら、最後の部分はよかったかのように思えました。2023/12/07
彼方
10
NieR:Automataの本編ノベライズ。アクションなどゲームで映える部分を削りつつ心情を増やした構成となっていて、本編クリア済、短イ話に読了後推奨かも。やっぱり小説とあって一番の見所は2Bの独白、主人公ながら無口で極秘の任務を命じられていた2Bがどんな思いで一言一言、発していたのか…それを受け取ったA2の決意、後半9Sが壊れていく様と…より詳細に描かれて一段と本編の深みが増した気がする。ラストに付け足された救われる一文もありがたく、ノベルを含め全てでNieR:Automataなのだと思わせさせる作品。2020/05/23
ハイちん
10
PS4のゲームのノベライズ。最近はゲームを買ってもすぐに飽きてしまって途中で止めてしまうことが多いが、このゲームは何回もクリアした。珍しくハマったゲームだった。ビルが砂漠に埋まってる風景とか、機関銃の弾幕の中で日本刀と大剣を振り回して機械生命体を破壊する女アンドロイドのビジュアルとか、物悲しい音楽とか、掛け違えたやさしさが狂気に変じていく感じとか、好きな要素だらけのゲームだった。このノベライズはゲームの雰囲気を完全には再現できていなかったが、ゲームの内容を十分追体験できた。改めていいゲームだったと思えた。2017/10/27