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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi（葵・橘）
23
「ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章～紋章を継ぐ者達へ～」第十九巻。アニスが闇に堕ちて行くのが、加速してるように見えます。ロトの血族同士が戦う構図は “ロト紋” のアルス vs. ジャガンと同じなのに、こちらは悲愴感を覚えるより先に苛っとしてしまうのは何故なんでしょう？アニスの性格のせいなのかも。アニスって嫉妬深くて、両親の愛情を弟より沢山欲しがっている…ように見えるからかしら？私は、その気持ち覚えがあるので辛い気分になるんです、余計に😭そしていよいよ蜃気楼の塔での賢者の修行編です、楽しみ楽しみ‼️2024/03/11
sin
20
常に勇者にとってのｳｨｰｸﾎﾟｲﾝﾄはその優しさからくる戸惑いにあった。しかしその脆さが悪と対比する美点として最後の勝利に導く要因とされてきた。この物語の主人公も然りではないだろうか？それが在るゆえに彼は強さに覚醒するたびにまた危うさを身に付けていくのだろうか？2014/08/25
ぐうぐう
13
「あれは…いわば貴女の映し身…」アロスを自身の映し身だと知らされるアニス。鏡の構図がここでも窺える。光と闇、善と悪といった対立の象徴として鏡はあるが、そのシンプルな構図にアニスは利用されようとしている。曰く「貴女にとって代わろうと蠢く 鏡に映る貴女の影なのです…」と。鏡がもう一人の自分を映す道具であるとするならば、そこに映るのは敵でもあるが、味方でもある。鏡は、見る人の心を試すのだ。2020/05/06
歩月るな
9
アロスが竜王の元で、と言う所で今度は蜃気楼の塔です。ポロン、レーベン、ベゼル、イサリ、ヤルバーの賢者組は何とも言えないパーティが完成されていてなんだか和みます。これもまた過酷な運命の一環なのだろうか。そして墓泥棒。勇者の力の共鳴、封印されるシドー。竜王様的にはシドーの言葉も「雑魚の負け惜しみ」という竜王様っぷり。前と同じように竜王様で落ちかと思ったら、そのころの蜃気楼の塔内部では、……と言う。2018/11/05
水彩
4
なんだかアニスがあまりにも不幸で……。2014/09/05
