内容説明
ユウナたちがシンを倒してから二年と数ヶ月が経ち、スピラは新たな時代を迎えていた。ユウナはやっと再会したティーダとの時間を大切にするため、ビサイド島でゆったりとした時間を過ごそうとしていた。そんなある日、二人が乗った船が嵐に見舞われ、見知らぬ島に漂着する。そこでユウナはその島の真実に直面することに…。
著者等紹介
野島一成[ノジマカズシゲ]
1964年1月生まれ。札幌市出身。ゲームシナリオを中心に幅広く活躍するストーリーテラー、ゲームクリエーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もだんたいむす
8
いやぁー、面白かった!ユウナとティーダがイチャコラ青春してて良かったです。ユウナレスカ時代の召喚士やアルベド族の迫害の話が出てきて興味深かったです。この本一冊がFFx-3への伏線って感じがして、X-3の発売を確信しました。出るよね?出ますよね?最後に、時々でいいからキマリの事を思い出してあげてください。★★★★☆2013/12/27
Ency [L-N]
7
二年の時を経て再会したユウナとティーダが体験した小さな冒険を描いた、FFX-2の後日譚でした。やっぱりユウナさんはスキなキャラだな。というかティーダとユウナふたりのコンビ…いや、カップルがスキなんだよな。二人のやり取りがいいのよね。以前と全く変わらない様に見えるティーダと、二年分の歳をとり「X-2」での冒険を経たユウナの間にある時の断絶、失われた時間を埋めようとする二人の模様が展開する本作だけども、結局二人の間に「断絶」が横たわる関係性なのが物悲しいけれど…。それでもやっぱり、このふたりがスキなんだよね。2014/05/17
shuto
6
ティーダとユウナのピュアな恋が魅力のないドロドロしたものに変わってしまったような気がした。2015/01/27
ちい。
5
Ⅹendで、消え行くティーダに涙し、ⅩーⅡendで、復活した時の感動は何処えやら(涙)。これでⅩーⅢ出されてもBadEndしか浮かばない。読まなきゃ良かったと、激しく後悔しました。…てか、余談だけどⅩⅤ早よ。2015/04/11
かける
5
X-2のその後ということで期待して読んだら、なんだか夢も希望もありません、と思ってしまう展開。ゲームとしてやるのと文章として想像力を膨らませて読むのとではかなりちがうなぁと感じました。内容が1000年前に飛んだり、現在に戻ったりと分かりにくい点も。全体的にシリアス展開でユウナに試練が多すぎて、今後の展開を思うとキツい。まだ続くようですが、ゲームはゲームのままで終わった方が後味はいいかと思われます。今後、Ⅶに続くような話もあったりするのかなというところは期待。2014/02/16