内容説明
敵軍総帥アメンティの謀略により、正体を暴かれてしまうロラン。人々に追われ、祖国を後にしながら、ロランは守るべき未来を選択する。偽られた魔族と人間の歴史。終わることのない誤解と対立の連鎖。残酷な運命に立ち向かうロランの前に、幾世相を経て尽きない憎しみが、絶対的な「敵対者」を復活させる―!「レイン」シリーズの吉野匠が贈るファンタジー巨編、待望の第五幕。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りー。
4
アメンティ中々しぶとい。ロランの生死が気になります。エトワールの謝罪はよかったです。2013/11/03
Tomokazu Kumada
3
遂に魔王の転生だとクラウベン帝国の人々にばらされてしまうロラン。すぐに魔族を率いて帝国を離れるが、やることは変わらず連合軍と戦います。今回は大昔に魔王に負けた神とかでできますが、そいつよりアメンティが変わらず今後も敵役の方がいいかなぁ~と。連合側についた魔族三人は相変わらず、ヤラレ役以上にはならないかな。2012/10/27
アトラス
3
二ケが格好よかった。ロランは相変わらず男前だったし。続きが早く読みたいよぉ〜。ほんと 面白い。物凄く 私好み。2011/12/30
零緋
2
エトワールがやっと少し大人になったかなって感じでした。謝罪は勇気のいることだけど、良かったと思う。それで少しずつ魔族との関係が良くなればいいな。けれど、最後の救出に行くところはどうなのかなと思う。帝国が戦間近なのに王女が簡単に出ていいものか。指揮をしているわけではないけれど、ちゃんとそこにいて欲しかったです。2012/09/04
からふぁ
2
ラストの詰め込み過ぎ感。でも漸くエトワールに好感が持てたかなぁ。やっぱりニケが一番好きです。2012/04/30