内容説明
ある夜、まちの夢の中に謎の仙女が現れて「三日後の満月がのぼるまでに男と結ばれねば、一生結婚できないであろう」と、とんでもないお告げをくだす。本気にしないまちだが、三日後、神社の蔵書の中から巫女に運命を告げるという仙女に関する記述をみつけて…。表題作の他、短編二本も同時収録。
著者等紹介
藤代健[フジシロタケシ]
1973年生まれ。埼玉県出身。元アニメーター。2001年12月、読みきり『ながされた藍蘭島』を経て翌年連載を開始
霧海正悟[ムカイショウゴ]
1974年生。東京都町田市在住。本業は小説家と主張するが、それ以外の仕事のほうがずいぶん多いらしい。最近の仕事には月刊・少年ガンガン付録のドラマCDのシナリオがある
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