内容説明
星暦四四六年。それまで二〇〇年にわたって宇宙に覇を唱えてきたタイタニアであったが、この年、都市国家エウリアとの会戦で一族のアリアバート公爵が敗北を喫してから、その覇権には微妙な綻びが見えはじめていた。このときアリアバートを破った司令官ファン・ヒューリックは、保身を図ったエウリア政府に追放され逃亡生活を送っていたが、その最中、タイタニアと決定的に敵対する事件を起こす。歴史の歯車は、着実に回っていた…。
著者等紹介
田中芳樹［タナカヨシキ］
１９５２年、熊本県生まれ。８８年に『銀河英雄伝説』で星雲賞長篇部門を受賞。歴史とＳＦや伝奇が融合したベストセラー『銀河英雄伝説』や『創竜伝』シリーズほか、中国歴史長篇の『風よ、万里を翔けよ』『海繍』など、数多くのヒット作を送り出している
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感想・レビュー
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ダージリン
9
ジュスランびいきの私ですが、アリアバートも素敵です。ファン・ヒューリック側の反タイタニア勢力の盛り上がりもわくわくします。（2巻目のストーリーはすでに忘却の彼方だった） あとは、もっとリディア姫が活躍したり、バルアミーがもどってくるといいな（笑）。2015/02/20
きのきの
1
再読。案外、話の展開は遅いんだよね、と実感。歴史はこうやって一つ一つの細かい人の動きの積み重ね。2014/09/06
nrm
0
200906下～07月頃
