英語の路地裏―オアシスからクイーン、シェイクスピアまで歩く

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英語の路地裏―オアシスからクイーン、シェイクスピアまで歩く

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  • サイズ 46判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757440173
  • NDC分類 830.4
  • Cコード C0082

内容説明

気鋭のシェイクスピア研究者がナビゲートする英語の文化。著者と散策する英語の小道、坂道、横道…“路地裏”で得た知識を活用!作問者自身が解説する、大学入試英語長文問題付き。

目次

散策ルート1 英語の日常表現の小道を歩く(児童文学『パディントン』に登場する「クマ視点」の英語日常表現;映画『クレイジー・リッチ!』で学ぶ社交英会話と、ひねった表現‘the rainbow sheep’ ほか)
散策ルート2 英語ジョークの隘路を切り開く(人工知能とジョークの楽しみ―会話が苦手なシェイクスピア研究者の英語コミュニケーションのための秘策;イギリスで「面白い」として選ばれた一言ジョークは本当に笑えるのか? ほか)
散策ルート3 英文法の筋道を通る(「彼」でも「彼女」でもない「ノンバイナリの人」を指す単数のtheyはどう訳す?;ドラマ『シャーロック』のセリフ‘marriage’はどんな結婚?思い込みによる翻訳の落とし穴 ほか)
散策ルート4 英文法の坂道を上る(学校英文法で習ったのに忘れがちなandの用法とは?ナショナル・シアター・ライブでも有名な『アマデウス』;‘They caught a shark,not the shark.’の意味は?映画『ジョーズ』でのaとtheの使い分け ほか)
散策ルート5 シェイクスピアの横道を探訪する(世界中の喜怒哀楽に浸透したシェイクスピアのセリフ;シェイクスピア英語入門!「代名詞のthou」と「リズムの弱強五歩格」を知ろう ほか)
PLAZA路地裏から広場へ

著者等紹介

北村紗衣[キタムラサエ]
武蔵大学人文学部英語英米文化学科教授。東京大学で学士号及び修士号を取得後、2013年にキングス・カレッジ・ロンドンにて博士課程を修了。専門はシェイクスピア、フェミニスト批評、舞台芸術史。ウィキペディアンとしても活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サアベドラ

33
英米のドラマや映画、ポピュラーソングに登場する英語表現とその文化背景について書かれたエッセイ。2023年刊。著者はシェイクスピアを専門とする英文学者・批評家。世の中では英語の実用面、特にTOEICなどの資格やビジネスでの運用がやたらと強調されているが、それらの英語ははっきり言ってつまらないし学生のモチベにもつながらないという大学教員としての著者の意見はとても共感できる。あと The Killers や Kaiser Chiefs などが取り上げられていて著者と世代や好みが近く勝手に親近感を覚えたりした。2023/10/13

kan

22
勤務校図書館の新着本。路地裏とは言い得て妙で、文学作品の表現の面白味やコンテンツの背景をこまごまと覗き見できる。路地裏を知ってこそ英語という大きな街の魅力を再確認できる、と大いに納得した。加えて、英語の路地裏のディープな世界も見せてくれる好著。異文化や言葉遊びの好きな高校生をはじめ、英語を学び続け、使用するすべての人にお薦めできる。抽出話法の解説と、言い間違いによる皮肉やユーモアの演出は特に面白く勉強になった。楽しかったり心が動いたりしないと語学なんて続かない。路地裏は楽しさに深みを与えてくれる。2023/12/23

タイコウチ

9
見かけは英語にまつわる雑学エッセイ風だが、日常表現、ジョーク、文法、シェイクスピアなど一定のテーマに基づきまとめられていて、ノンバイナリーの単数theyの訳し方やドラマ「シャーロック」における'marriage'の訳し方など、なるほどという気づきも多い。映画、ドラマから音楽、文学まで著者の英語ネタ渉猟の旺盛さには感服する。「オアシスから、クィーン、シェイクスピアまで」という副題では全然足りず、かえって読者層を狭めてしまうのではと個人的に杞憂する。著者が作成したという大学入試問題(武蔵大学)の解説も面白い。2023/08/31

DEE

7
映画やドラマ、Youtubeなどで使われている生の英語から、流行や文化、歴史などを丁寧に読み解き解説してくれる。著者も言っているように英語の学習書ではなくトリビアに近いかもしれない。自分のような英語を話せない人間にも読み物として興味を持てそうな本だった。2023/09/06

法水

5
これ、読んだことあるな…と思ったのがいくつかあったのもそのはず、電子書籍化された『不真面目な批評家、文学・文化の英語をマジメに語る』とその続篇を合わせて再構成、新たな記事を付け加えたのが本書。まぁ何回読んでも面白いからいいんだけど。いちばんよかったのは最後に収録された筆者作成の武蔵野大学の入試問題2題で、英文の内容自体もさることながら、こういうことを考えながら出題しているのかということが分かって興味深かった。2023/07/23

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