内容説明
学校や資格試験対策で学んだ英語だけで海外のお客さまと取引をしたり、出張や駐在をしたりすることは可能でしょうか?答えはNoです。本書は、30年来、アメリカ、カナダとビジネスを行ってきた日本電気株式会社(NEC)の営業マンが書きためてきた、現場で役立つ「生の英語フレーズと単語」を紹介しています。よく知っているフレーズや単語が違う意味で使われることに、また、今まで学んでこなかった英語がビジネスの現場では頻出することに驚かれるでしょう。海外との仕事で実績を上げたい方、海外へ進出して英語でビジネスを展開しようとしている方、外国人上司や部下、同僚と一緒に働く方、あるいは実践的な英語をもっと学び、知識を深めたいと思っている方―そんな皆さんのお役に立てば幸いです。
目次
第1章 日本人が間違って使っている英文(I’ll try.の本当の意味 やります(でもたぶん無理!)
It is difficult.の本当の意味 難しいです(でもたぶん大丈夫!) ほか)
第2章 基本単語の隠された意味(pleaseの隠された意味 ~してもらえませんか!;hobbyの隠された意味(凝った)趣味 ほか)
第3章 今すぐ言ってみたいセンテンス(肯定する、元気づける、思いやる、謙遜する、相手を立てる;お願いする、命令する、質問する ほか)
第4章 会話をイキイキさせるイディオム(win over 納得させる;wash one’s hands 関係を断つ ほか)
第5章 ネイティブに一目置かれる表現(revisit 再検討する;reiterate(相手にわかるように)もう一度言う ほか)
著者等紹介
原一宏[ハラカズヒロ]
早稲田大学理工学部卒業後、日本電気株式会社(NEC)で、30年以上にわたり、アメリカとカナダの市場向け通信機器の営業を担当。両国のマーケットで新規開拓から交渉、契約締結まで、英語で約1000億円超の商談をまとめてきた。入社2年目、初めての海外出張の際に、日本で学んだ英語はほとんど役に立たず、現地のビジネス文化や慣習を踏まえない英会話はトラブルを招くことを知る。その後、アメリカとカナダへの通算2年間、計150回以上に及ぶ出張経験と、カナダ・トロントの現地法人での6年間の勤務、300人以上との商談での交渉経験を通して英会話術を磨く。英検1級、国連英検A級、英語通訳ガイドの資格を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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