内容説明
英語教科書の扱いにメリハリをつけ、アウトプットの時間を生み出し発表活動に取り組むTANABU Modelとは。10の特徴からその秘訣を探る。生徒の変容を生み出す源泉は、教員同士の協力体制―。青森県下北半島に位置する県立田名部高等学校の英語科教員たちの、4年に渡る取り組みを追った。授業で使えるワークシートを豊富に掲載。明日からの授業改善にすぐ役立てられる!
目次
第1章 英語基礎力定着へ向けて―TANABU Model
第2章 TANABU Modelの誕生と成果
第3章 TANABU Modelの概要
第4章 TANABU Modelのカリキュラム
第5章 TANABU Modelの進め方
第6章 TANABU Modelの評価法
第7章 「座談会」田名部高校教員座談会―Trial and Errorの軌跡
第8章 「寄稿」授業改善実践報告―田名部だけじゃない“TANABU Model”
第9章 まとめ
著者等紹介
金谷憲[カナタニケン]
東京大学大学院人文科学研究科修士課程、教育学研究科博士課程および米国スタンフォード大学博士課程を経て(単位取得退学)、32年間、東京学芸大学で教鞭を執る。現在、フリーの英語教育コンサルタントとして、学校、都道府県その他の機関に対してサポートを行っている。専門は英語教育学。研究テーマは、中学生の句把握の経年変化、高校英語授業モデル開発など。全国英語教育学会会長、中教審の外国語専門部会委員などを歴任
堤孝[ツツミタカシ]
青森県立田名部高等学校教諭。青森県むつ市出身。獨協大学外国語学部英語学科卒業後、ビル建設に携わった後、青森県内の公立学校で教壇に立つ。青森県立弘前南高等学校を経て、青森県立三沢高等学校在籍中に、米国のセント・マイケルズカレッジ大学院で英語教授法を学び修士号を取得。帰国・復職の後、自身の母校でもある現任校に赴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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