内容説明
頻出語句、構文パターンに慣れれば、読めるようになる。英文契約書を正確に読むための基本ポイントを解説。英文契約書特有の慣用表現集。900超の英語句リスト付き。
目次
基礎編(英文契約書を作成する必要性とその構造;契約書の「英文」を正確に読むための基本的なポイント;契約特有の慣用表現)
実践編(一般条項;売買基本契約;販売店契約に関するレター・オブ・インテント;秘密保持契約;エンドユーザー・ライセンス契約(約款形式))
著者等紹介
寺村淳[テラムラジュン]
英文契約・和文契約を専門とする寺村総合法務事務所代表。1960年札幌生まれ。東京大学法学部卒業後、新日本製鐵株式会社(現新日鐵住金株式会社)入社。製鉄所および情報通信関連事業部で、システム、ソフトウエア、半導体事業などに関する契約法務、知的財産管理、経営企画、管理業務などを担当。2003年、寺村総合法務事務所設立。芝浦工業大学大学院MOT講師(2008~2009年、リーガルマネジメント論)、早稲田大学オープンカレッジ講師(2014年~、英文契約実務など)、行政書士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やまやま
6
英文の構造について、契約書独特の作法をまとめてある点が大きな利点である。主節と従属節、関係代名詞の所有格用法また制限的/被制限的用法、現在分詞と過去分詞など、基礎文法を雑に覚えていたところを再確認できる。equityやconsiderationの概念も分かりやすい。秘密保持契約やエンドユーザーライセンス契約といった場合の構文の説明は秀逸。評者は専門外なので正確な理解からずれているかもしれないが、険しい商事法務の途を挑まざるをえない時に、道案内が必要となる。本書はガイドマップとして十分評価できるのでは。2019/05/27
パキ
6
行政書士の方が書いてるけど、もともと企業法務を長くやられていた方が書いただけあって読みやすい。2016/12/25
Yuichi Tomita
3
英文契約の苦手意識が消えないので再読した。読めても書けないなぁ。2020/12/23
Yuichi Tomita
3
3回読んだが、単語がなかなか覚えられない。が、例文はある程度わかるようになったので、あとは実践あるのみ。2019/10/09
Yuichi Tomita
3
再読。文法のマーカーは、最初少し邪魔だなと思ったが、それほど気にならなくなった。英文契約書の文法自体は大したこともないことがわかる。結局は、独特の表現と単語に慣れることなのだろう。2019/08/27
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