内容説明
ティム・オブライエン、レイモンド・カーヴァー、そして村上春樹の名短篇に、英語+翻訳+朗読で触れる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Haruka Fukuhara
4
どう使えばいいのか悩むけど、音読CDが付いていて聴いているだけでも楽しい。2017/05/04
hisako
4
私が言うのも大変失礼かもしれませんが、なんかほんまに村上さんが訳したんでしょうか??英語と日本語を対にしたいのか、どうもぎこちない変な訳に感じました。あと1編でいいから、ほんの少しでいいから明るいストーリーをお願いします…2009/10/07
takizawa
4
英語の朗読を聴きながらアメリカ文学と春樹の短編を楽しむことができる。収録されているのは、ティム・オブライエン『本当の戦争の話をしよう』から「レイニー河で」、レイモンド・カーヴァー「ささやかだけれど、役に立つこと」、そして、村上春樹「レーダーホーゼン」の3つ。こうして並べて見ると、春樹が海外ではカルト作家とみなされていることがよく理解できる。ネタバレを含む各々の感想はコメント欄にて。2009/03/11
mitch
3
素晴らしい英語学習テキスト。 ティム・オブライエンとレイモンド・カーヴァーと村上春樹の短編の英語の原文と翻訳と朗読がセットになっている。オブライエンの「レイニー河で」はなんとオブライエン本人の朗読! どれもそんなに難しくない英語なのに内容が素晴らしい。オブライエンの朗読は内容が内容なだけに聴いてて鳥肌が立つ。2014/11/24
ひろゆき
2
英語の勉強。オブライエン『レイニー河で』戦争に行くのが嫌だという心情をどストレートにとことん書き込んでいるだけなのに、共感。カーヴァー『ささやかだけれど…』は再読。医師や看護婦との会話、パン屋の陳謝がとてもいい。村上春樹『レーダーホーゼン』僕は元々まったくダメ。テニスの予定が無くなっていて退屈な女、仕事のやる気がでないからですんでしまう語り手の男、半ズボンをドイツ土産に頼む男と応ずる妻、すべてそれだけで鳥肌。2014/04/01