内容説明
韓国人なら誰もが知っている古典、昔話、随筆、詩をまとめた一冊。韓国語の名文・名作の世界を散策しながら、彼らの心の奥に分け入る。
目次
第1章 神話の世界(新羅の始祖―卵から生まれた男、パク・ヒョクコセ;古代の日韓関係―ヨノランとセオニョ)
第2章 古典文学(高麗時代の随筆―変な人相占い師「イ・ギュボ」;伝承説話―恩を返したカササギ ほか)
第3章 韓国を代表する詩(韓国人に最も愛される詩人キム・ソウォル―かつてはついぞ知りませんでした「キム・ソウォル」;輝く詩の言葉の傑作―ボタンが咲くまでは「キム・ヨンラン」 ほか)
第4章 現代随筆(韓国の代表的な随筆家ピ・チョンドゥク―ソヨンとナニョン「ピ・チョンドゥク」;バラに投影された人生―バラ「ピ・チョンドゥク」)
第5章 美しい心の結晶体、祈り(争いのない世界に向けた願い―平和の祈り「聖フランチェスコ」;誰もが共感できる聖書の句節―愛はいつも長く耐えて)
著者等紹介
林周禧[イムチュヒ]
韓国ソウル生まれ。両親の仕事の関係で高校のとき来日。大学在学中にフジテレビのコーディネーターをつとめ、日韓関係のさまざまな仕事に携わる。現在、NHK国際放送局の韓国語アナウンサー、ナレーター。また民放ラジオの番組や講演会を通して韓国の最新情報を日本に紹介するほか、早稲田大学、NHK文化センター青山校で韓国語講師としても活動中。美容関係にも関心が高くその方面の仕事にも挑戦中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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