日本語教育能力検定試験に合格するための基礎知識50

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  • サイズ A5判/ページ数 230p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784757410114
  • NDC分類 810.7
  • Cコード C0081

出版社内容情報

「日本語教育能力検定試験に合格するためのシリーズ」第一弾

検定試験に合格する最大の目的は、「合格した後に教壇に立つ」ということという方々のために、『日本語教育能力検定試験に合格するためのシリーズ』が新登場!

日本語教育能力検定試験を受験しようとするとき、まずその膨大な試験範囲を目の前にして立ちすくんでしまいます。参考書を買いそろえるだけで何をどう選べばよいのか、途方に暮れた人も多かったのではないでしょうか。

シリーズ1冊目の本書では、「基本のき」にあたる用語を全部でたったの50項目に分類し、その一つひとつをコンパクトに解説しています。単なる1語1対応の用語解説ではなく、周辺の情報がひとまとめになっているから、一気に知識を整理することができます。そして、そのどれもが、これから検定に合格して日本語教師を目指す人にとって必要となる基礎知識ばかり。エッセンスの凝縮されたこの1冊が、試験勉強の強力な味方になることは間違いありません。

用語集として側用にするもよし、基礎固めの1冊として読み進めるもよし、『日本語教育能力検定試験に合格するための本』とともに、これから受験勉強を始める方におすすめの1冊です。

著者:岡田英夫
発売日:2006年4月20日
本のみ(210×148×15mm、232ページ)

目次

1章 言語(子音を発音する仕組み―調音点と調音法/清音と濁音;母音を発音する仕組み―母音の作り方/アクセント/プロミネンス・文末イントネーション;日本語を発音する単位―拍と音節/音素と異音/引く音、促音、撥音 ほか)
2章 教育(記憶のメカニズム―スキーマ/短期記憶と長期記憶/手続き的知識、宣言的知識/カテゴリー化とプロトタイプ;第二言語習得の流れ―母語の干渉と誤用/誤用の分類/中間言語;さまざまなバイリンガル教育―バイリンガル教育、イマージョン教育/国際理解教育、多文化教育 ほか)
3章 社会(昭和前期までの日本語教育―明治初期まで/植民地と占領地;戦後復興から現代まで―戦後の復興と高度経済成長/日本語教育の拡大と多様化/入管法改正から;態勢はどのように整備されてきたか―国内の日本語教育/海外の日本語教育 ほか)

著者等紹介

岡田英夫[オカダヒデオ]
株式会社アルクで日本語出版、日本語ジャーナル、マルチリンガル編集部の各編集長を経て、現在フリー編集者。検定対策講座の講師なども務める「検定の達人」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ryo

4
今年度、受験予定なので読みました。これだけでは、とても合格はできないだろうけど評価の通り全体像を見るには良かったです。2017/07/25

あたし

1
シリーズて揃えたい本。基礎の基礎から書いてあるのでとてもわかりやすい。区切りで簡単なクイズがあり、理解度を確認できる。

Maumim

0
実際に苦手なのも発音だけど、理論もやっぱり音声は難しい。 おもしろそうなのは、社会言語学、歴史言語学、類型論、方言、 「言語か方言かは、違いの多い少ないを数量的に測って科学的に決められるものではなく、政治的、社会的な要素に大きく依存しているのです。」 この一文に長年の疑問が晴れた。 だから、欧州にはあんなに言語はたくさんあるんだ。 日本語の方言より差異が小さいのにもかかわらず、異なる言語ということになるんだ。 これ読んだからって、試験に受かるとは全く思えないけれど、入り口にはちょうどいいかも。2015/07/30

sumi

0
試験勉強のため2014/09/12

クソメガネ

0
検定試験の理論部分の基礎はほぼ網羅してあります。ただ、文法やアクセントなどの問題は別のちゃんとした本で勉強する必要があります…2014/07/12

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