出版社内容情報
ネイティブ講師が教える英語上手の秘訣
本書は日本人に英語を教えて10年以上(その間に1万人以上の生徒に教えた!)という英国出身のネイティブ英語講師が自ら日本語で書き下ろしたもの。
「26歳で日本語の勉強をはじめて、英語と日本語の違いには本当に苦しめられた」という著者の失敗談や、著者が教室で実際に出会った間違いの例など、親しみやすい解説を読むうちに自然にネイティブの発想が身につきます。
David Barker(デビッド・バーカー)
発売日:2003年4月7日
本のみ(縦182×横128×厚さ15mm、196ページ)
著者の言葉
「この本は『日本人なら必ず間違ってしまう、どうしても混乱してしまうポイント』を集めたものです。日本人の英語の間違いは基本的に『みんな、いつも、必ず同じ』。それは日本人が日本語をそのまま英語に置き換えようとしているからです。こうした間違いを自然な英語に直すのに難しい説明は必要ありません。英語を話す際にほんの少し意識を変えるだけでいいんです。私はこの本を英語を習ったり、教えたりしている日本人全員に読んでもらいたいと思っています」
【カスタマーレビュー】 すごくわかりやすくて例題もおもしろい。最後まであきずに読めました!
私が常に疑問に思っていた事をすんなり解決してくれました。今まで誰に聞いても分からなかったのですごく嬉しかったです。ホントにいい本でした。
ますますやる気が湧いてきた。英語っておもしろい!
中学・高校で全くわからなかった現在完了形の詳細がわかりやすく書かれてたので、大変満足しました。あと各単語のびみょうな違いとかも。
まだ途中です。納得のいくことばかりで、ぼやけていたところがすっきりしました。何度も読み直して、是非自分のものにしたいです。本の帯にも書いてありましたが、この本をマスターしてからじゃないと話すのがこわくなってきました(良い意味で)。
面白くて納得できることがたくさんありました。私が中学生の頃にこんな本があったら、もう少しマシな点数が……。
とにかく分かりやすい。知識の詰め込みではなく考え方・学び方なども充実していた。
まず、題名が自分にピッタリ!! 今まで「なんで……」とふっ切れなかった事が「ふーん、了解」と自然に入ってきました。感謝!
「目からうろこ」という言葉がありますが、まさしくこの一言に尽きる程、日本人が理解しづらい部分を大変クリアしてると思います。
これは知ってる!って思ってもよくよく読んでみると「え?そうなんや!」っていう驚きがたくさんありました。また後半の肝心な時に出ないコトバは日頃から疑問に思っていたことばかりでスッキリしました(ハートマーク付き)。
まだ仲直りしきれてないけど、仲直りできそうです。がんばって英語の(と)親友になろう!
[目次]
・はじめに
・この本の使い方
●まずはお互いの違いを知ることが大切
――日本語と英語の根本的な違い
◆決まり文句について
いただきます/ごちそうさま/行ってきます・行ってらっしゃい/ただいま・おかえり/よろしくお願いします・お世話になります/お疲れ様です
◆和製英語は英語じゃない!―― Vocabulary
◆単語の意味の範囲――「安い」は cheap?
◆英語は不便?――かわいい! 寒い! 高い!
◆直訳の間違い―― My family is four people
◆日本語にない英語の動詞の区別―― 一瞬の行動
◆英語にない日本語表現
…するようになる・出来るようになる/…したいと思う
◆文化の違いからくる間違い
お世辞、口がうまい/わがまま/仕方がない
●日本語と英語の時差
――日本人が英語の時制感覚をつかめない理由
◆みんな間違えている未来時制の使い分け
―― will / be going to … / be …ing
◆便利な時制=現在完了形の基本
◆現在完了形の使い方1:経験
◆現在完了形の使い方2:過去から今まで続いていること
◆現在完了形の使い方3:
現在の状況に影響を及ぼす過去の出来事
◆英米で違う現在完了形の使い方
◆現在完了形とは切っても切れない ever と never の使い方
◆英語の「もう・まだ」の使い分け―― already / yet
◆英語の「最近」は時制による区別が必要
―― recently / these days
◆上級者でも悩む現在完了形・現在完了進行形の区別
◆日本人が知らずに損していた本当の過去完了形
◆過去の習慣―― used to … ってかわいそう?
◆時制が時制じゃなくなる時―― when / ifの基本
◆if の使い方1:現実に起こり得る話
◆if の使い方2:現実に起こりそうもない話
◆if の使い方3:過去の事実と反対の「仮定・想像」
●伝わっていないあなたの気持ち
――日本人がよく間違う英語
◆質問の答え方―― Yes / No
◆「勧誘・提案」―― let's のありがちな間違い
◆「すぐに」は soon?
◆「ほとんど」って almost?
◆日本語にはない区別がある英語の「教える」と「聞く」
◆日本人がなかなか英語で言えない「初めてやる・何年間ぶりにやる・久しぶりにやる」
◆「免許」は license?
◆「約束がある」は I have a promise?
◆「10分後」は 10 minutes later?
◆不自然になりやすい「…になりやすい」の自然な英語表現
◆チリも積もれば山となる――頻出! 小さな英語ミスにご用心
家が遠い/汚い・きれい/夢を見る/など/
車で来る
●思わず戸惑ってしまう理由
――使い分けがまぎらわしい英語表現
◆日本人が必ず迷う英語の基本中の基本表現
――a / the の使い分け
◆よく考えたら簡単な「まで」の区別
――until / by の使い分け
◆「…しなきゃ」の意外な盲点
―― have to / must の使い分け
◆誤解を招く「…すべき」
―― should / ought to / had better の使い分け
◆決め手は確率の違い
―― may / might、maybe と probably の使い分け
◆英語の「できた」は要注意!
―― could / be able to / manage to の使い分け
◆間違えると大変な -ing / -ed 形の形容詞
―― boring / bored ほかの使い分け
◆なぜか英語にすると間違える「見える」と「似ている」
―― look / look like の使い分け
◆日本語と英語でこんなに違う「…させる」への意識
―― make / let の使い分け
◆「面白い」のふたつの顔
―― interesting / funny の使い分け
◆日本人は考えない「わからない」の区別
―― know / understand の使い分け
◆英語の「気づく」は3つある
―― find out / realize / notice の使い分け
◆「見る」も「聞く」もひとつじゃない!
―― see / watch / look、hear / listen の使い分け
◆日本語よりも区別が厳密な「借りる・貸す」
―― borrow / lend / rent の使い分け
◆「信じる」を分ける「真実」「信頼」という意識
―― believe と trust の使い分け
●肝心な時に出ない言葉
――日常会話でよく使う英語表現
◆人間関係について話す
先輩・後輩、友達/友達と遊ぶ/メンバー
◆恋愛を語る
付き合う/彼氏・彼女/別れる/仲直り/
婚約⇒結婚/浮気・不倫
◆気になる体のこと
やせる/太る(体重)/ダイエット/痛い/かゆい、
くすぐったい/しびれる/風邪/酔っ払う
◆仕事について
社員・仕事/職場・会社/いろいろな職業/
アルバイト/仕事をやめる、クビ/休み
◆この気持ち何て表すの?
恥ずかしい/うらやましい/カッコイイ!/
懐かしい/面倒くさい/期待しています/頑張れ!
◆いけない言葉?
変態、エッチ/いやらしい/セクシー/
俗語と一番悪い言葉
●今後、英語といい関係を続けるには?
◆ネイティブに英語の表現を聞く時の尋ね方
・To the native English-speaking teacher
内容説明
どうして日本人はみんな、いつも、必ず、同じミスをするの?年齢、地域をとわずあらゆる日本人に共通する数々のミス。1万人以上の日本人に教えてきたネイティブ英語教師が日本人と英語の「こじれた関係」の修復に一肌脱いだ。
目次
まずはお互いの違いを知ることが大切―日本語と英語の根本的な違い
日本語と英語の時差―日本人が英語の時制を理解できない理由
伝わっていないあなたの気持ち―日本人がよく間違う英語
思わず戸惑ってしまう理由―使い分けが紛らわしい英語表現
肝心な時に出ない言葉―日常会話でよく使う英語表現
今後、英語といい関係を続けるには?
著者等紹介
バーカー,デビッド[バーカー,デビッド][Barker,David]
1967年、英国はウェールズ生まれ。リバプール警察に2年勤務した後、英語教師へ転身。94年、JETプログラムで来日。以来、小中高大学生から社会人、果ては英語教師まで数え切れないほど多くの日本人に英語を教えてきた。2003年4月からは、ニュージーランドに居を移し、全世界からの留学生を相手に英語を教える予定
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