出版社内容情報
論理的思考による表現能力養成を目指す
シリーズ4冊目は、大学・大学院の専門分野での勉学・研究に不可欠な、論理的思考による表現能力の養成を目指した中級後半~上級日本語学習者用の教材です。学術的論文の作成技術を獲得するためには、そうした文章でよく使われる文型・表現や展開パターンを習得しなければなりません。本書では、各課に設けられたクイズ、練習、課題に取り組むことを通じて、重要な文型・表現や展開パターンを効率よく習得し、レポート、研究発表要旨、学術論文などを書く力が身に付くように工夫されています。 CONTENTS●目次 ●はじめに ●本書をお使いになる方へ ●第1課 作文の基本(1)文字や記号の書き方、記号のはたらき ●第2課 作文の基本(2)文体、表現 ●第3課 課題の提示 論文の構成要素、序論の構成要素(1)(課題の提示、問題解決の必要条件の提示、研究行動の提示) ●第4課 目的の提示 序論の構成要素(2)(研究テーマの説明、先行研究の問題点の指摘、研究目的の提示) ●第5課 定義と分類 本論の構成要素(1)(定義、分類、選択)●第6課 図表の提示 本論の構成要素(2)(図表の提示、数値の大きさの表示、数値の大きさの評価) ●第7課 変化の形容 本論の構成要素(3)(変化の形容、変化の進行の指摘、判明事項の指摘) ●第8課 対比と比較 本論の構成要素(4)(対比、比較) ●第9課 原因の考察 本論の構成要素(5)(原因の考察、予測)●第10課 列挙 本論の構成要素(6)(存在の指摘、列挙) ●第11課 引用 本論の構成要素(7)(論点の提示、引用) ●第12課 同意と反論 本論の構成要素(8)(同意、反論、注/文献の記述)●第13課 帰結 本論の構成要素(9)(帰結、換言、補足)●第14課 結論の提示 結論の構成要素 (研究行動の確認、結論の提示、研究の評価、今後の課題の指摘)●文型・表現集 ●例文集 ●出典一覧 アカデミック・ジャパニーズ研究会 編著 発売日:2002年3月28日
本のみ
内容説明
専門分野の学習・研究に必要な読み書きの力をつける。各分野に共通する学術・専門日本語の基礎をつくる。文系・理系を問わず、どの分野の学生にも役に立つ内容。
目次
作文の基本
課題の提示
目的の提示
定義と分類
図表の提示
変化の形容
対比と比較
原因の考察
列挙
引用〔ほか〕