内容説明
温暖化、集中豪雨、超大型台風…!?雑学で解明する地球大異変の現実。
目次
第1章 世間を騒がす多様な大気の動向(ただいま、異常気象警報が発令中?;異常気象と気候変動って違うの? ほか)
第2章 都会を襲う異常気象(ヒートアイランド現象って何?;ヒートアイランドが夜も冬も止まらない? ほか)
第3章 天気の基礎知識(天気・天候・気象・気候はどこが違う?;天気は全部で何種類ある? ほか)
第4章 日本の暮らしを生み出す四季(春の暖かさをもたらす要因は?;富山湾でなぜ「蜃気楼」が起きるの? ほか)
第5章 気象観測&予報をしてみよう(天気予報の生まれは戦争から?;気象庁って何するところ? ほか)
著者等紹介
佐藤典人[サトウノリヒト]
法政大学文学部地理学科教授。1946年、秋田県大仙市生まれ。76年、法政大学大学院人文科学研究科地理学専攻博士課程満期修了後、同大学文学部研究助手、講師、助教授を経て、86年から現職。92年に博士(文学)の学位を授与される。97~98年にはニュージーランドのオタゴ大学地理学教室の客員教授。また、法政大学通信教育部部長、私立大学通信教育協会理事、大学基準協会基準検討委員会委員などを歴任。専攻分野は自然地理学で、とくに大気地理学・気候学を研究対象とし、おもに降水量分布、山間の気候、都市の気候などに関する研究をまとめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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トルネードG&T
1
タイトル通り異常気象の解説書……であるのは前半部のみで、後半部は気象学全般の入門的な内容となっている。全編2ページごとのQ&A形式。異常気象に関する内容としては2008年発行と12年前の内容であるため若干古さを感じる部分もある。ただ、気象と天気、気候といった用語の違いに触れられており、それらを踏まえると確かに近年は異常気象ではなく気候変動というようになったということが意味を伴い理解できる。後半部は高校地学・地理で習うような基礎知識。ケッペンの気候区分など世界の気候に関する復習としてちょうど良い内容。2020/04/28
hideoku
0
天気、気象について豆知識を得られる本。2010/03/14
こばこ
0
雑学は「雑な学問」じゃないんだけどなぁ、と思わせる感じの内容。ところどころに理解不足、間違いがあってなんともなぁ、と思いながら読んで、「気象台による桜の開花宣言」という言葉を見かけてそっ閉じ。2018/04/28