内容説明
建築家・永田昌民が語る「小さな家」の設計の極意。住宅ジャーナリスト・杉本薫が自身の体験をふまえてN設計室の仕事を徹底取材。これから家を建てたい人に必読の書。大きな暮らしが手に入ります。
目次
第1章 新旧自邸の33年、わが家が教えてくれたこと
第2章 大きな暮らしができる小さな家の設計術
第3章 永田昌民、N設計室の仕事8例
第4章 居心地のよい住まいをつくるディティール
第5章 永田昌民と4人の建築家のエスキース
著者等紹介
永田昌民[ナガタマサヒト]
1941年生まれ。大阪府出身。建築家。東京芸術大学美術学部建築科卒業、同大学院修士課程(吉村順三研究室)修了。71~73年同大学非常勤講師。76年益子義弘(現・東京芸術大学教授)氏とM&N設計室設立。84年N設計室に改称、現在にいたる
杉本薫[スギモトカオル]
1957年生まれ。北海道出身。住宅ジャーナリスト。立教大学文学部卒業後、住宅雑誌編集部を経て独立。1997年に建築家・黒沢隆氏の設計により、自宅と事務所を兼ねたSOHOを建てる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ユウティ
5
家は小さく汚れにくく掃除しやすくあってほしい。階段もないのが理想。『手入れや補修の手軽さを売りにする住宅の多くは、汚れにくく、傷つきにくい新建材を中心に構成される。それらは新築時が一番きれいで、経年に応じてくたびれていき、古びた味にはならない』『長く住み続けるにはメンテをして、日ごろから掃除や手入れをするもの』言われてみれば当たり前のことなのに、色んな角度から考えないとだなあ。家を建てる前に古くなった時を想像するって難しいけれど楽しいかも。どのお家もアイボリーの壁と木製の家具や床が素敵。2021/02/08
fukumasagami
2
終の棲家はこう建てたいな。今までの暮らしを変えないと家は建てられないなぁ。2010/09/04
potograph
1
「何か一冊いい本教えて」って言われたら、きっとこの本を薦めるかなぁ。住まいについて考えたことない人にも、よく考える人にも。今後もし自分が住宅を設計する機会を得たとしたら、何度も何度も読むと思う。
の
0
小さな家でも心地よく暮らすための設計が文章で語られています。図面が簡単な平面図しか載っていないため、天井の高さをある場所では低くと記してあっても実際どうなっているかがわかりません。考えかたや方向性のみ記されています。2015/01/31
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