内容説明
3A審判員、平林岳、45歳。メジャー・リーグアンパイアにラストチャレンジ。
目次
1章 現状
2章 半生
3章 メジャーの世界
4章 野球、そして出会い
5章 夢
6章 提言
著者等紹介
平林岳[ヒラバヤシタケシ]
1966年3月1日生まれ。千葉県立柏高校~國學院大學。大学卒業後セ、パ両リーグの審判員試験を受験するも、視力不足などで不採用に。92年渡米。ジム・エバンズ審判学校でトップ10に入り、日本人初のアメリカプロ野球審判員に。92年アリゾナリーグ(Rookie)、93年ノースウェストリーグ(1A)と順調に昇格。93年10月パ・リーグからスカウトされ、02年までパ・リーグ審判員を務める。03年1月、04年1月ジム・エバンズ審判学校へ再度入学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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トッシー
2
自分の夢とは?夢を追い続ける人の生き方から学ぼうとこの本を手にした。平林さんは”僕にとって一番大切なものは家族です”という。自分の夢をただがむしゃらに追うだけでなく、自分を支えてくれる人たちとの絆を守りながら夢を追うという姿に感動した。奥さんからも『人生、明日どうなるかわからない。だからやりたいことがあったらやったほうがいいよ』との温かい言葉。日頃から築いた信頼がなければもらえない。最後に本からもらった気づき。決意とは、ある日突然するもののではなく、日頃から心構えを作っておくことがとても大事。ということ。2011/09/18
けんとまん1007
2
本にも書かれているが、偶然テレビで見て、偶然図書館で本が目についた平林さんの本。日米のアンパイアの仕組みの違いに、目からウロコだった。確かに、メジャーと日本での審判に対する監督・選手の地度には違いがあるように感じていた。その理由も書かれている。いかに正確なジャッジをするか?と、いかにゲームをスムーズに運営するか?のどちらに主眼を置くかで、全然違ってくるのは、素人なりにも感ずるところはある。それにしても番組でもあったが、メジャーの審判は凄いしタフだと妻子認識。アンパイアとレフェリーの違いも面白い。2011/06/26
SU
0
奥様の言葉に感動。僕も家族ほったらかしにして、好きな事やらせて貰っているので色々考えながら読みました。2013/01/28