内容説明
60の経済用語をやさしく真っ当に解説!世の中に横行する俗説&トンデモ話の類を斬る!小泉・安倍政権のブレーン&“埋蔵金を暴いた男”嘉悦大学経営経済学部の高橋洋一教授が今、話題になっている60の経済用語&キーワードを正しくわかりやすく解説する。これで経済ニュースの要点が絶対にわかる。
目次
第1章 いまさら人には聞けない基本の経済用語
第2章 日本の今を理解するための経済用語
第3章 ニュースを理解するための経済用語
第4章 覚えておきたい耳慣れないカタカナ経済用語
第5章 国際情勢を読み解くための経済用語
番外編 お金で解決できる話
著者等紹介
高橋洋一[タカハシヨウイチ]
嘉悦大学経営経済学部教授。1955年東京都生まれ。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年、大蔵省(現・財務省)入省。理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員などを経て、2006年から内閣参事官。小泉内閣・安倍内閣で経済政策の中心を担う。2007年に特別会計の「埋蔵金」を世に知らしめ注目を浴びる。金融庁顧問、株式会社政策工房代表取締役会長、2010年から嘉悦大学経営経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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du
1
金融緩和の必要性。金融危機後のアメリカの膨大な貨幣供給は相対的に円の過剰需要を促進している。その結果、円高も進むし、デフレ経済が継続している。2012/01/18
かみけん
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当時の政権批判色が気になった。ひとつの視点として。2016/02/12
Kenichi Kurokawa
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金融緩和が円高是正に効果があるという点で言えば、二年前のこの著書の提言は正しかった。既得権益に踏み込む規制緩和に期待したい。2013/06/02
Sawako Kobayashi
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高橋先生の本はどれも同じことが書いてある。2012/04/30
shino
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経済初心者には、「耳にはするが意味がよくわからない経済用語の解説本」として面白かったですが、とかく内容が、日銀批判、政党批判に偏っているように思いました。経済の知識がないのに政治はできないでしょうが、政治を行うには、政策と権力闘争の両方が必要だと思います。正しい方法を知っていても、権力を持っていなければ実行に移せないから、日本経済の回復がままならないのではないでしょうか。経済の入門書といった体ではなく、この本をとっかかりにして他の政治の本を読むとおもしろいかもな、という感じ。2012/04/28