内容説明
一度は読みたい「源氏」のすべてをこの１冊にギュッとまとめました！藤壷、葵の上、空蝉、夕顔、六条御息所、紫の上、末摘花、朧月夜、花散里、明石の君、玉鬘、女三宮…。美しく、魅力的な女性たちが登場しては消えていく。恋愛も、勢力争いも、親子関係も、何ひとつ思うがままにいくことなどない世界。日本が誇るスーパーヒーロー光源氏の栄枯盛衰に人生の真実を見る。
目次
１章 源氏物語を読む前に
２章 源氏の愛した女性たち
３章 源氏物語・第一部あらすじと解説
４章 源氏物語・第二部あらすじと解説
５章 源氏物語・第三部あらすじと解説
６章 源氏物語・第四部あらすじと解説
７章 源氏物語の謎を推理する
著者等紹介
根本浩［ネモトヒロシ］
文筆家、高校教師。１９７３年生まれ。茨城県出身。明治大学文学部卒。教育関係雑誌、週刊誌などの執筆経験を経て、現在は書籍執筆・新聞連載などを中心に行う。著書は２５冊を超える（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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チロル
7
家本初読。「来年のことを言うと鬼が笑う」と言いますが、2024年の大河ドラマは『光る君へ』紫式部の人生を追っていくらしい と、本書読了間近に母から聞きました。本書は学生時代『源氏物語』の授業に使うテキストとして購入。全て読了したのは今回が初めて。全54帖のあらすじやコラムが載っています。『源氏物語』に登場する女性は各自様々なコンプレックスを抱いているから、当時の人々はそこに自分を投影して読んだりしたのでしょう。現 皇族方の住まいの1つである「東宮御所」(※今は違いますが)って、皇太子のお家。↓2023/02/12
ma
6
今迄、何度も挫折した源氏物語。あらすじだけでもと、読みました。なるほど。今度はちゃんと読もうと思いましたが、何時になるやら〜2016/04/12
ぬー
1
ところどころつまんで読んだ。人間臭くて良い。今でも愛され続けているのがなんとなくわかる。2019/07/31
けいこ
1
源氏物語のあらすじをおさらいする為に読む。 様々な女性に惹かれる光源氏。好色なイメージがあるけれど、どの恋にも真剣に向き合っていて嫌いではない。 1000年も前の物語なのに古さを全然感じさせないどころか、詠む歌も掛詞もオシャレだし、何より1000年も前も今も、人を愛する気持ちが変わらないのが伝わってきて、やはり日本で最高の恋愛小説と言われるだけあると思った。 いつか全編きちんと読みたい。2019/05/05
仮ッ子
1
長大な物語を、コンパクトに分かりやすくまとめてある。思えばマンガ「あさきゆめみし」でも「明石」のあたりまでで挫折してるんだよな･･･生きてるうちに一回は通読したいものだ。2010/08/18
