幸福王国ブータンの智恵

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757216877
  • NDC分類 302.258
  • Cコード C0095

内容説明

中国とインドにはさまれた大ヒマラヤ山脈の南麓に、ブータンという百年前から続く王国があります。他国との交流もあまりなく、ひっそりと暮らしてきた農業国です。そのブータンの第四代国王が発案したGNH(グロス・ナショナル・ハピネス)が、世界じゅうから注目されています。国民総生産ならぬ「国民総幸福」。近代化を急がず、自然や伝統文化を守り、みんなでしあわせになろうという考え方です。チベット仏教に支えられたこのGNHの理念を実現しようとしているブータンで、その「幸せの智恵」を探してきました。

目次

ブータンが幸福王国と呼ばれる理由
1章 大きな国はめざしません 政治編(GNPよりGNHが大事です。;ゆっくり近代化しています。 ほか)
2章 お金持ちにはなりません 経済編(巨大なダムはつくりません。;地下資源は、堀りおこさないことにしています。 ほか)
3章 自然を守ることがいちばん大事です 社会編(国民の多くが幸福だと感じています。;貧しくても学べるように、教育費はただです。 ほか)
4章 ゆっくり幸せになります 暮らし編(家を継ぐのは女性です。;みんな、三世代、四世代の大家族です。 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

miwmiw

13
国王の来日で興味を持ってしまい、読みました。教育・医療は無料で、子どもでも英語はペラペラ。土地が無ければ国王の土地をプレゼント。絶対王制から民主主義にしたのも王というのが凄いけど、小さい国だから大国とはつき合わない、というのがかっこいいです。近代化=幸せとは限らない、ブータンってこんなところというのが、ざっくりですがわかりました。2011/11/26

けんとまん1007

8
仏教の影響というフレーズが何度もでてくるが、それ以前のことではないかと思う。根本的に視点の位置が違っているのだと思う。経済による成長がすべてであると思われる国々への、強烈なアンチテーゼであるとともに、そういったことへ向かわせている代々の国王が凄い。ブータンの写真展を見た時に感じたことが蘇ってきた。人も自然の一部であるという、基本的なこと。おそらく、時間の流れがまったく違うのだろう。実は、とても精神的なレベルは高い国なのではないだろうかと思う。2012/04/15

ととろ

6
外界のことを知らなければ、幸せでいられるかもしれない。でも、これだけ情報が次々と流入することを阻めない世の中では、10年もしないうちにブータンも幸せではいられなくなるかもしれない。と、なんだか悲しいことを想像してしまう私であった。いつまでもブータンらしさを失わないでほしい。2012/01/07

ひろき

6
GNHって知ってますか? 国民の97%が幸せを感じる国ブータン。GNH(国民総幸福)に基づいた4つの幸せのガイドラインに従って運営されている国。足るを知り、近代化を急がず、伝統文化を守る。国の幸せは家庭の幸せから。現代の桃源郷とも言える国の価値観を知るのに適した一冊。イラストが豊富だし、優しい文章なので読みやすい。物質至上主義、市場経済主義がもたらしたのは本当の幸せか?そんな疑問に答えてくれます。確かに今更日本が便利な暮らしを捨ててブータンのようにはなれないですが、GNHの概念は真似してほしいです。2011/06/29

cocoon

6
やっていることの全てが限りなく理想的で、かつ暖かい人間味にあふれていて、素晴らしい国の制度と人々。そしてチベット仏教に守られ、物質的豊かさよりも精神的豊かさを大切にする国。日本ではそういう思想の部分まではなかなか真似できない気がする。2009/07/07

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