叢書パルマコン・ミクロス<br> ポピュラー音楽の知識社会学―愉しい音楽の語り方

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叢書パルマコン・ミクロス
ポピュラー音楽の知識社会学―愉しい音楽の語り方

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  • サイズ 46判/ページ数 213p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784422701257
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0036

出版社内容情報

誰でも簡単に楽しめるがゆえに、日々量産されるポピュラー音楽に対する「語り」。でもそこには、多くの人が気づいていない、さまざまな「思い込み」が隠されている。その起源やメカニズムを明らかにする著者の人気講義〈共通教養特講―ポピュラー音楽の知識社会学〉を元に書き下ろした、愉しく読める社会学入門。小中高生のときから親しんできた音楽について知識社会学的に考えることが、いかに愉しいことかを体感できるテキスト。

内容説明

自分の好きな音楽から、社会の仕組みが見えてくる!「ロックは社会変革に結びつくものだ」など、ポピュラー音楽につきまとうさまざまな思い込み。その起源やメカニズムを明らかにしながら、現代社会の特質をあざやかに読み解くテキスト。聞いていない音楽を堂々と語れる社会学入門。

目次

序章
第1章 ロックは社会変革の夢を見るか?―モッズ/ヒッピー比較論
第2章 苦労した人こそホンモノの音楽を創れる?―フォークと文化の価値転換
第3章 パンクは頭の悪い音楽か?―反知性主義と「声の文化」の可能性
第4章 電子音楽は「非人間的」か?―まがい物のリアリティ
第5章 国民的音楽は首都から生まれるか?―マッドチェスター都市論
第6章 日本のヒップホップとお笑いは似ているか?
第7章 音楽は語るべきではない?―『ロッキング・オン』と音楽語り
終章 「アンダーグラウンド」は売れない人の集まりか?

著者等紹介

長〓励朗[ナガサキレオ]
桃山学院大学社会学部准教授。1983年大阪府生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。京都大学博士(教育学)。近年はYouTubeチャンネル「アーカイブ社会学講義」の主として一般向けに社会学の面白さを伝える活動もおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1959のコールマン

59
☆5。推薦本。十分楽しめる。こちらはフロイドVSキンクリと違って、割合まともだった。あはは・・・。いやさすがに准教授の書いた本らしくアカデミックな味わいを文章から感じるが、時々パンクとブルースに熱中した頃の感性が染み出てくる所がまた良い。各章に付随するディスクガイドだが、タイトル通り偏愛的な趣味全開となっていてこれまた面白い。なおポピュラー音楽本と言いながら、大概出てくるバンドやワードが意識的にオミットされている。かといってアングラに向かわず、孤高にも向かわず、↓2022/05/25

山田太郎

20
偉そうに言ってしまうが、ちゃんと音楽聞いて書いていらっしゃるなと。マイナーなとこまで聞いてるだろうなと。ビートルズとかストーンズ聞いて偉そうに言われてもなと思うので。あとは普通ジャズとかクラッシックに向いてしまいそうなもんですが、そうでもなく、程よい感じで難しい感じで書いてあって知的好奇心満足させていただけたという気がするけど。大体理論的に説明するの苦手なので、こういうの読むとすごいなと感心しました、その割に理屈ぽい自分がイヤになるなと。2022/05/03

天婦羅★三杯酢

2
久々に、ただただ楽しく読んだ。高校時代はひたすらニューミュージックを聴いていただけの音楽体験しかなかったから、本書で出てくるアーティストは85%が初出、10%が名前だけ、ようやく数人は実作を聞いたことがあるというレベルだった。でも、この本がいみじくも書いてあるように「聴いたことがない曲やアーティストに関して語る本」であるから、それらがある枠組みで構成されて何やら建物が出来る(本人は地図とは言っているが)中で、自分の本の小さな音楽体験もそこに組み込まれていくさまは結構快感だった。2022/03/30

saiikitogohu

1
「聴いたことのない音楽について語れるようになる」というコンセプト通りの素敵な本。音楽的な素養がなくても、「聴き手」の存在によって、さまざまな音楽ジャンルがいかなる“文化”のなかで/と共に形成されていくのかということが学べる。 紹介されている。紹介されているアーティストも平気でどマイナーなのを持ってくるところが好き。 ページの都合上、どうしてもジャンル(メタル、ハードロック、プログレ等々のロックのジャンルや、ボカロ曲、J-POP等々)が限定されてしまうので、続編もぜひ書いて欲しい。 2023/02/12

S

1
文章が柔らかくて読みやすかった。 作者の主観満載で面白かったし、本書に登場する曲はほとんど知らないものだったので後から調べて聞いて新たな発見があったりと楽しめた。 特にモッズとヒッピーの章は印象が強く、ないものねだりというか自分にないものに惹かれる人間性の部分は強く共感した。2023/01/16

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