内容説明
最新脳科学研究が明かす、「理性による意思決定」の限界。急場を救う判断のバイブル。
目次
第1章 瞬間的に判断するとき→感情
第2章 理由もなく「へんだな」と思うとき→感情
第3章 ランダムなものごとにあたるとき→理性
第4章 初めての事態にあたるとき→理性
第5章 情報量が多いとき→感情
第6章 感情と理性が対立しているとき→理性×感情
第7章 正しい頭の使い方→理性+感情
著者等紹介
レーラー,ジョナ[レーラー,ジョナ][Lehrer,Jonah]
ロサンゼルス生まれ。コロンビア大学で神経科学を専攻した後、英国オックスフォード大学に留学し現代文学を学んだ。現在は『Seed Magazine』編集者。『Nature』や『Science Magazine』、『MIT Technology Review』などにも寄稿している
門脇陽子[カドワキヨウコ]
翻訳者。津田塾大学学芸学部国際関係学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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光雲
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ハドソン川の奇跡から退避火により自分を守るため火事の現場から逃げるところ敢えて自分の周りに火をつける、25個のブリーフケースを開けて賞金を狙う番組まで、脳の機能の説明の具体例が面白い。ドーパミンの分泌を促すパーキンソン病治療薬の副作用でギャンブル依存症になる人もいるとは知らなんだ。感情か理性、どちらに判断を任せていいかその判断が難しい。数字で判断できる場合は理性を(ジャムやピーラーを買うときの値段)ソファや車、マンションなど複雑な選択は値段だけ一つの変数で判断せずソファの質感など感情に選択させる。なるほど2023/01/07