内容説明
1929年の世界大恐慌、80年代日本のバブル、アジア通貨危機、サブプライム問題…過去のバブル、金融危機から学ぶ、金融の仕組みとパーソナルファイナンスの基礎知識。CEE(アメリカ経済教育協議会)による学生向け経済教育の指導要領「National Standards in Personal Finance」を日本人向けにわかりやすくアレンジ。
目次
第1章 金融機関の経済学―サブプライム問題はなぜ起きたのか?(サブプライム問題―住宅バブルはなぜ起きたのか?;金融の仕組み―信用格差社会;銀行―金融システムのカギ;金利―世界は金利で動き出す;中央銀行―あなたの知らない金融の世界)
第2章 証券市場の経済学―世界大恐慌とブラックマンデーはなぜ起きたのか?(暗黒の木曜日―世界恐慌はこうして起きた!;証券市場―株式は大金にも紙くずにもなる;暗黒の月曜日―ブラックマンデーはなぜ起きたのか?;デリバティブ―現代の金融世界は1つの式から生まれた)
第3章 国債の経済学―ミシシッピ会社事件、南海泡沫事件はなぜ起きたのか?(国債―政府の「打ち出の小槌」;ミシシッピ会社事件―国債がきっかけで起きたバブル;南海泡沫事件―18世紀イギリスの株式バブル)
第4章 外国為替の経済学―日本のバブル、アジア通貨危機はなぜ起きたのか?(外国為替相場―為替は世界の共通語;為替取引―世界は為替で動き出す;固定為替相場―金の足かせが外れたドル;1989年日本のバブル―ジャパン・アズ・ナンバーワン;アジア通貨危機―金融のグロ-バル化が招いた危機)
著者等紹介
山岡道男[ヤマオカミチオ]
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授・研究科長。1948年、東京生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科博士課程中退。学術博士(早稲田大学)。専門は、アジア太平洋地域の国際交流論、経済学教育論
淺野忠克[アサノタダヨシ]
山村学園短期大学コミュニケーション学科専任講師。1951年、東京生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了。専門は、国際経済学、経済教育論、高等教育論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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