内容説明
「スタバ」のコーヒーが高くても売れる秘密、「マック」の100円バーガーが儲かる理由、スティックコーヒー「アストリア」ヒットの秘密、「宅配クリーニング」が流行っている理由etc.気鋭の経営コンサルタントが話題のビジネスを解剖。10分でわかる儲けのカラクリ。
目次
1 「宅配クリーニング」がなぜ流行るのか?―「セグメント・マーケティング」と「平準化」
2 「スタバ」はなぜ高くても売れるのか?―「バリュー・プライシング」と「ブランド・ロイヤリティ」
3 「100円バーガー」はなぜ儲けが出るのか?―「需要の価格弾力性」と「プロダクト・ミックス」
4 「100円ショップ」はなぜ儲かるのか?―「ついでビジネス」と「原価企画」
5 「アストリア」はなぜ市場参入に成功したのか?―「ランチェスター戦略」
Special 売れ残った旅行パックをさばけ!―「ゲーム理論」
6 「am/pm」の弁当はなぜ凍らせてあるのか?―「物流費」と「ジャスト・イン・タイム」
7 「クリスマスケーキ」はなぜ売れ残るのか?―「需要予測」と「機会損失」
著者等紹介
竹之内隆[タケノウチタカシ]
カイゼン本舗の代表取締役。明治大学大学院グローバル・ビジネス研究科兼任講師。生産管理学会、経営情報学会各会員。日本の製造業、総合商社、流通業でサプライチェーンマネジメント及びERP(統合業務情報システム)の構築を軸としたコンサルティングに実績がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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エリク
23
表紙は正直サギぽかったのですが、中身は超最高でした。 特に、スタバのやつとマックのやつが好きで100円バーガーが儲かる理由については深く考えさせられました。2020/06/05
二階堂聖
4
経営に関する基礎理論を知っていてもその理論を実践に活かす知恵やコツを知らないとダメ。現実の企業の戦略をみながら経営に関する理論を学びましょうという本。どれくらい実践に活かせるかはともかく、身近な企業の戦略が取り上げられていて非常に興味深く読めた。『ターゲットを明確にし、特定の市場(セグメント)に狙いを定めておこなうマーケティングの手法を、セグメント・マーケティングと言います。(P24)』2017/06/18
ホセ
0
[図]2010/02/16