内容説明
「きいろいきぶん。あおいきぶん。いろんな日があって、いろんなぼくがいる―」日々変化する心の動きを「いろいろな色」で表現し、アメリカで多くの人々の共感を得た、リズミカルで躍動感あふれる絵本。1991年に亡くなったドクター・スースが色彩感覚に優れた画家に絵を描いてほしいと書き残した作品で、彼の死後二人の画家の手により完成しました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
83
こころのサーモグラフィ発動。ぼくの中にはいろんな色のぼくがいる。性格を「明るい」「暗い」の二つだけで分けるなんて論外。軽やかな馬のようなあかい気分、穴倉に落ち込んだ熊のようなちゃいろの気分、荒野に吠えるおおかみのような暗黒の日だってある。いろんな色のいろんなぼくがぼく。1998年度11月初版。2015/08/29
Natsuki
65
最近見た記事を思い出します。カメレオンは色に染まるのではなく、体の色を変えることで気持ちを伝えているのだと。人間も目には見えないだけで、その日その時によっていろんな色になる。「いまはなにいろ?」って、時々自分に問いかけてあげたいと思いました(*´ー`*) あおい鳥にみどりの魚が好き♪2015/09/07
小夜風
25
【図書館】その日の気分を色に例えた絵本。いろんな色があるように、いろんな気分のぼくがいて…。「ちゃっぽい」って初めて聞きました。絵がとっても素敵で、こんな気分あるある!って共感しました♪2015/03/10
ヒラP@ehon.gohon
17
悩める若者にお薦めの絵本です。 いろいろな気分があって、それはいろいろに変化していくものです。 今の自分を色に例えたら、違う色の自分も想像できるのではないでしょうか。 違う色の自分になれるような、自己肯定の絵本です。2019/07/29
mntmt
15
今日の私は、何色だろう。みどりかな。原題:My Many Colored Days2015/10/16