内容説明
父親の顔を知らずに育ち、コネもなければ、学歴もない。遂には妻に逃げられ、子連れホームレスとなった男が、再起をかけて立ち上がり、自らの努力で億万長者となる感動の半生。
目次
1 母との絆(キャンディーの思い出;父なし子ブルース;母はどこ? ほか)
2 チャレンジ(世界に羽ばたけ;人生の設計図;わが子よ ほか)
3 希望があるかぎり(ここがわが家だ!;さらなるチャレンジ)
著者等紹介
ガードナー,クリス[ガードナー,クリス][Gardner,Chris]
1954年、米国、ウィスコンシン州生まれ。高校卒業後、海軍へ。除隊後、医師を志すが挫折。医療器具のセールスマンとなるがうまくいかず妻にも逃げられ、81年、どん底の生活から立ち上がるため、大手株式投資会社“ディーンウィッター”の研修生となり、刻苦研鑽の末、正社員試験を突破。昼はビジネスマン、夜は駅のトイレで子どもと寝る生活をしながらも、業績を積み、ホームレスを脱する。87年に独立し、自らの株式投資会社“ガードナー・リッチ&カンパニー”を設立
楡井浩一[ニレイコウイチ]
1951年生、英米ノンフィクション翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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シェリー
16
スラム街に生まれ、荒んだ暮らしと暴力的な継父におびえ、黒人差別を受けながらも前を向き、勤勉で努力家で忍耐強く生きアメリカンドリームを掴み取ったクリスガードナーの自叙伝。映画でも有名な、息子を連れてのホームレス暮らしは悲惨で苦しいが、息子への深い愛情がとても心に響きます。老夫婦から家を借りる事が出来、友達から不用品を貰い、自分で掃除と補修を施し、「これがあるからもう荷物は置いといていいんだよ」と息子に家の鍵を見せるシーンは涙が溢れて本当に本当に嬉しかった。2015/11/22
かも
2
★★★☆☆読んで力が出てくる本を探してて見つけた。同名の映画を見たことがあったので、原作を読んでみた。さっくり言うと、ものすごいハングリー精神のある恵まれない環境の貧しい黒人が、アメリカンドリームを体現していく話。著者の素晴らしい人格が文章に現れていて驚いた。色々な要因があっただろうが、人格を磨き、ハングリーさを失わないことで、チャンスをつかめるのだと教えてくれる本。
れんれん
2
すごいサクセスストーリーでした。みんな、ここまで努力できれば成功できるのかもしれないけど、なかなか難しいですよね…。2009/11/24
Mikio Nakagawa
2
スラムの中からの成功物語。アメリカ社会の猥雑で無秩序で自由かつ暴力的な側面も興味深かった。アメリカ人のエネルギーはすごい。2015/01/26
蒲原千春
2
読み始めてから長い時間がかかったけどようやく読み終えました。いくつもの出会いがあって成功できたんだなと思いました。2013/08/08
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