ビジネスマンに贈る最後の言葉―末期ガンを誠実に生きた経営者

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  • サイズ B6判/ページ数 233p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757212985
  • NDC分類 936
  • Cコード C0036

内容説明

2005年5月24日に病院を訪れた時、著者は分刻みのスケジュールで仕事をこなし、先々までの将来プランを温めていた。だがわずか6日後には、大手会計事務所KPMGのCEOを辞していた。将来プランはわずか100日へと縮まり、残されたのは別れのための時間だけだった。そしてオケリーは、ガンの告知を受けてから2005年9月にこの世を去るまでの3ヶ月半のあいだに、本書を書き上げた。本書は、普段、私たちが見過ごしている、うたかたのようにはかない人生の一瞬一瞬、家族や友人とともに過ごす時間、自分自身と向き合う時間を慈しむ大切さを、語りかけてくれる。

目次

人生の贈り物
運命の宣告
天国への険しい階段
美しい死に花に乾杯
美しい別れ
旅立ち
光を追い求めて

著者等紹介

オケリー,ユージーン[オケリー,ユージーン][O’Kelly,Eugene]
ニューヨークに生まれ育つ。1972年に大手会計事務所KPMGに会計士補として入社。同社に30年以上勤務し、2002年4月にはCEO(最高経営責任者)にまで上りつめる。2005年6月に退任し、上級共同経営者に。同年9月10日死去

有賀裕子[アルガユウコ]
東京大学法学部卒業。ロンドン・ビジネススクール経営学修士。企業勤務の後、翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

london3

4
死ぬまでの3ヶ月。 死ぬことによるお涙頂戴ものは好きじゃない。 しかし本書の目的はそんなところにはないはずだ。とはいえ、涙と鼻水まじりながら完読。 自分の死をここまでデザインできるのもすごいし、そこまでする必要があったのかと言うのもある。 でも彼にとっては今までたくさんやってきたプロジェクトのひとつに過ぎないのだろう。ただ、一番大事で、最後のPJというだけ。 素晴らしいPJ計画書であり、最終報告であったと思う。2010/03/15

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