内容説明
2005年5月24日に病院を訪れた時、著者は分刻みのスケジュールで仕事をこなし、先々までの将来プランを温めていた。だがわずか6日後には、大手会計事務所KPMGのCEOを辞していた。将来プランはわずか100日へと縮まり、残されたのは別れのための時間だけだった。そしてオケリーは、ガンの告知を受けてから2005年9月にこの世を去るまでの3ヶ月半のあいだに、本書を書き上げた。本書は、普段、私たちが見過ごしている、うたかたのようにはかない人生の一瞬一瞬、家族や友人とともに過ごす時間、自分自身と向き合う時間を慈しむ大切さを、語りかけてくれる。
目次
人生の贈り物
運命の宣告
天国への険しい階段
美しい死に花に乾杯
美しい別れ
旅立ち
光を追い求めて
著者等紹介
オケリー,ユージーン[オケリー,ユージーン][O’Kelly,Eugene]
ニューヨークに生まれ育つ。1972年に大手会計事務所KPMGに会計士補として入社。同社に30年以上勤務し、2002年4月にはCEO(最高経営責任者)にまで上りつめる。2005年6月に退任し、上級共同経営者に。同年9月10日死去
有賀裕子[アルガユウコ]
東京大学法学部卒業。ロンドン・ビジネススクール経営学修士。企業勤務の後、翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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