内容説明
『トリビアの泉』スーパーバイザー&‘鬼畜系’のカリスマ、出版コードの限界に挑む怒りの超カゲキ社会時評、第3弾!自衛隊派遣も少女買春もオレオレ詐欺もまとめてヤッチマイナー。
目次
第1章 よいこのイラク戦争観戦ガイド
第2章 明日なきデモクラシー
第3章 君にも見えるニビルの星
第4章 マンガにあやまれ!
第5章 長崎は今日もダメだった
第6章 福岡は日本のゴッサム・シティか?
第7章 名古屋は日本の爆裂都市か?
第8章 壊れた日本は好きですか?
第9章 大阪で生まれたゴスロリやさかい
第10章 正しい自虐史観のススメ
著者等紹介
唐沢俊一[カラサワシュンイチ]
1958年北海道生まれ。カルト物件評論家。「と学会」中心メンバー。古書・漫画・薬・映画・落語・その他雑学諸々、「瑣末的で知っていてもムダな」知識を語らせたら、この人の右に出る者はいない
村崎百郎[ムラサキヒャクロウ]
1961年シベリア生まれ。鬼畜ライター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きら
1
唐沢俊一×村崎百郎の時事ネタ放談集。その第三弾、でいいのかな。時期的には、2003年2月~12月。個人的に印象に残ってた事件は、北九州連続監禁殺人事件とかプチエンジェル事件とか。どっちも洒落にならない事件だったわりには、意図的に報道がなされなくなったのかすっかり風化してしまった。ついでにパナウェーブ研究所もこの頃だったのね、懐かしい。村崎百郎がもう全然鬼畜系の皮被れてないような・・・普通にまともなコメントばっかりで、覆面の下の人の良さが滲み出てるよ。2010/10/03
澤水月
0
「犯人憎しで鬼畜になってるのを救わないと悲惨すぎる」。「夜と霧」のフランクルの例をひきつつ「人はどんな逆境にあっても高貴な人間性を保ち他者を思いやる事もできる」「残った人々を鬼にする犯罪が一番罪深い」「心をなくさないよう支えあうのが人の世なのに」。少年による猟奇殺人被害者の親を見ての村崎氏の言葉…。熱く語った後ハッと「鬼畜の俺がいう事じゃねぇよ」…今読むと何と重い2010/09/10