内容説明
NY最凶マフィア「ガンビーノ一家」幹部ロイ・デメイオの息子アルバートが綴る親子の固い絆、激動の人生。
目次
渡河
家族
手ほどき
小さな大人
双子座
地獄
兵士
贖罪
復讐するは我にあり
二重の危険
付随的被害
深淵
蘇り
朧な鏡
著者等紹介
デメイオ,アルバート[デメイオ,アルバート][DeMeo,Albert]
ブルックリンで生まれ、ロングアイランドで育つ。現在はニューヨーク郊外に住む
真野明裕[マノアキヒロ]
1942年東京生まれ。67年慶応大学大学院英文科修士課程修了。出版社勤務を経て翻訳家に
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感想・レビュー
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でろり~ん
1
とても静かな読後感でした。それほど昔の事柄ではなく、当然今現在も、誰かが同じようなことをやっているのでしょうね。そうしたリアリティが人間の愚かしさを感じさせます。夫や父親が外で何をしているのか、デタッチでいる女性たちも異常と言えば異常な生き方に思えました。生き残るという強い意志は、強い緊張感が伴うでしょうし、家族がいれば自分の命なんてどうでもいいやという考えにはならない。合法と非合法の境目なんて時代によって変化しているし、まともな思考回路の持ち主であれば、疲れる生き方でしょうねえ。必要悪ってなんなんだろ。2018/04/15
よんしん
0
マフィアの息子も楽じゃねえな。2011/01/20
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